ほっともっと、というかプレナスの本気を見た!ほっともっとの容器が変わったことについての感想

2021年の春から順次ほっともっとの容器が変更になっているみたいです。

恐らくコストダウンが目的だと思います。

2021年の4月からは、夕方4時から6時の間にお弁当を受け取ると、ポイントが2倍になるお得すぎたサービスもなくなりました。

ほっともっとで起きているこれらの改変について感想をまとめてみました。

2021年春からほっともっとの容器が変更に

2021年の春からほっともっとのサラダプレート(おかず)に使われる容器とごはんの容器が変更になりました。

実はこれ2021年の3月のメニューあたりから変更をほのめかす表示(「※容器が異なる場合がございます。」)がされていましたよね。私も何となく予感がしていたんです。

3月のメニューの中では従来の容器の写真になっていました。

でも、4月のメニューから写真が変わっていたんですよね。

店舗ごとに容器の在庫にばらつきがあるために、徐々に小出しにしていたということなんでしょう。

恐らく「プラスベジ」から「サラダプレート」へと名前が変更になったのも、これに関連してのことだと思っています。

私が利用している店舗でもようやく容器が変更になり、実物を手にすることができました。

それがこちら。

ご飯の方は、ぱっと見同じような感じに見えます。

一番変わったのが、おかずの容器。スケルトンになったんですね。

ご飯の容器は、普通盛と小盛で共通になりました(多分、大盛もこれだと思います(^^;)

ご飯の容器は、前よりも密度の低い発泡容器(って言うのかな)になりました。

そして、普通盛でも小盛でも共通になったみたいですよ。私は大盛を注文することがないので確認はできていませんが、恐らく大盛もこの容器を使うんだと思います。

以前は普通盛と小盛と別容器でした。これを共通化することで、1種類の容器を大量発注することができるようになるので、コストダウンが図れるというわけですよね。

おかずの容器の割り切りが凄い!

そしてごはんの容器以上にものすごいのが、おかずの容器。

蓋と同じ透明のプラスチックにしちゃいましたね。

以前の発泡容器に比べると保温性は明らかに落ちるわけですが、そこは割り切ったということなんだと思います。

恐らく、

「百歩譲っておかずの方は冷めやすい容器にしたとしても、ごはんの方は保温性をできるだけ確保したい」

ということで、ごはんは発泡性の容器、おかずは蓋と同じ材質の容器ということにしたのかなと思います。

しかも、以前はサラダを入れるためのカップが別途ついていたのですが、今度の容器では容器自体がメインのおかずとの仕切りを持っているので、カップが不要になり、更なるコストダウンを実現できたというわけですね。

私的には、これについてはコストダウン以前の問題で大賛成です。

あのカップ、時々ドレッシングがこぼれたりして改善してほしいなぁと思っていたので。

一体型の方がごみも減りますし、一石二鳥な気がします。

保温性の問題については、致し方ないかなとは思っていますよ。

でも、冬場になった時、この影響がどこまで出るのかは未知数ですね。

お得すぎたサービスもなくなり、いよいよほっともっとが本気を出してきそう!

容器の変更によってコストダウンをしたほっともっと。

特段ツイートもしませんでしたし、ブログにも書きませんでしたが、この4月からあまりにお得すぎたタイムサービスもなくなりました。

夕方4時~6時の間にお弁当を受け取ると、もらえるポイントが2倍になるというあのサービスです。

あのサービスがあったおかげで、ほっともっと最大還元率は14%だったんですよね。

【2021年3月以前の最大還元率内訳】

月末のチャージ時取得ポイント:最大6%

会員ランクがゴールドの還元率:通常時 4%、夕方2倍のサービスがあった時は8%

合計で6%+8%=14 %

【2021年4月以降の最大還元率内訳】

月末のチャージ時取得ポイント:最大6%

会員ランクがゴールドの還元率:通常時 4%

合計で6%+4%=10 %

それでも10%もの還元率が期待できるわけですから、お得と言わざるを得ません。

でも、この露骨なコストダウンは、楽天のサービス改悪と同様で、本気でビジネスを死守しようとしている姿勢の現れなんだと思います。

お得なことは嬉しいけど、利益が出るよう上手に設定してほしい

一ユーザーとしては、もちろんお得なことは非常にありがたく、嬉しいのですが、経営を継続できなくなっては何の意味もありません。

そういう意味ではきちんと利益がでるよう上手にサービスの設定はしてほしいなぁと思います。

特にそのしわ寄せを店舗側に持って行ったりすることがないようにだけはしてほしいなぁと思います。そうして店舗経営者の首を絞めたりしては元も子もないですからね。

結局三方良しでなければ、我々ユーザーも美味しいお弁当食べられなくなるので。

できることからやるという姿勢が嬉しかったです

今回、ほっともっとの取った施策がよいなぁと思ったのは、価格に転嫁する前にできることをしたという点。

いわゆるメーカーは「価格ありき」が前提で、そのうえでありとあらゆる方法でコストダウンを考えざるを得ないわけです。

それと同じ姿勢で、優先度の低いほっともっとも包装資材のコストダウンや恐らく対象者が限られてくる夕方の還元ポイント2倍のサービスを止めることをやったという点が私的には本当に好印象です。

恐らく・・ですが、私が気づいていない点でも様々なコストダウンをしているんだと思います。

昨年はのり弁当の価格が30円アップしたわけですが、できれば価格転嫁は避けてほしいところです。

でも、本当にヤバくなったら利益の取れる適正な価格をちゃんと設定してほしい。私はそう考えています。

そのことが結果的に、私たちの生活にも回ってくると思いますし、ほっともっと自体が無くなっては元も子もないので。

というわけで、これからもほっともっと、というか運営元であるプレナスの経営の姿勢を拝見させていただこうと思います。

気が付いたことがあれば、また記事にしたいと思います。

まとめ

2021年の春にほっともっとで起きた容器変更に関して思ったことを記事にまとめました。

包装資材変更によるコストダウンは本当に良いことだと思っています。

それだけではなく、ターゲットに届きづらい不要なサービスを廃止することも良いと思います。

こういった企業努力が目に見える形で行われているのは、ユーザーとしては非常に安心できるわけです。

コロナ禍にあって、ほっともっとのようなお弁当業界って好調なのかなとも思っているわけですが、中に入ればいろいろと苦戦している部分もあるのでしょうね。

何はともあれ、健全に事業継続できるよう、できるコストダウンはやっていただき、どうしてもできない部分については適正な価格設定を施してもらいたいと思います。

ほっともっとのこのような動向について、新たな動きがみられた際には、別途記事にしていきたいと思います。

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