ほっともっと 高菜弁当:地味だけど満足感のある逸品/疲れてるときはこれで体を休めるべし!

ほっともっとの2021年8月登場の「高菜弁当」をいただきました。

8月はカレーフェアということでカレーのオンパレードだったわけですが、後半に入って高菜弁当が登場。

事前にチラシを見た時から期待していた一品でしたが、食べてみた結果やはり期待を裏切らない仕上がりとなっておりました。

一見地味なこちらの弁当、どのあたりが良かったのかを個人的見解をもとに記事にまとめました。



8月新登場の高菜弁当を早速チェック

今年の8月はカレーフェアで終わったという印象でしたが、実は後半に今回ご紹介する「高菜弁当」や「海鮮天丼」などのメニューが投入されました。

ほっともっとのお知らせによると「高菜弁当」は中国、九州地方で販売されているメニューのようで、今回ようやく全国販売となった秘蔵っ子(?)という感じのお弁当になります。

野菜好きの私としては、チラシを見た時からずっと楽しみにしていたメニューでした。

本記事ではこの「高菜弁当」を食べた印象をまとめたいと思います。

見た目は超が付くほど地味だよね(笑)

まずメニューの写真をみて抱く最初の印象ですが、ずばり

「地味なお弁当」

ですよね?

私は「楽しみにしていた」と書きましたが、写真から受ける印象はやっぱりコレ。

「美味しそうだけど、これだけで満足できるかなぁ?」という印象がぬぐい切れません。

冷静にこちらの弁当を分析すると、「ルーローハン」とさほど変わらない感じですよね(^^;

だってお弁当の面積の3分の1が高菜で埋め尽くされているんですもの。

「ルーローハン」は丼の面積の半分が高菜で占められていますが、豚肉や目玉焼きといった「華」があったので、見た目に受ける印象は全然違うんですよね・・・残念ながら(^^;

ということで、恐らくこちらの商品、注文を躊躇する方も多いかと思います( ´艸`)

「高菜弁当」は想定通りリーズナブルな価格設定

そんな「高菜弁当」ですが価格は税込430 円、超リーズナブル。

「親子丼」や「特のりタル弁当」よりも10円高い価格設定というのが何とも絶妙で、さすがプレナスと言った感じです。

価格設定もさることながら、カロリーも597 kcalとほっともっとの中では最低カロリークラスのお弁当となっております。

「高菜弁当」の外観をチェック

ということで、いつもどおり「高菜弁当」の外観を見てみましょう。

まずは蓋つきの様子。

今回は蓋つきの写真、必要なかったですかね(^^;

一応、最近の恒例になっているので、ご勘弁ください。

蓋を開けた様子が↓の写真。

彩がいいですよね。

高菜の緑に対して錦糸卵の黄色が映えます。

それに、いつもは申し訳程度についてきているイメージがある紅ショウガが全体を引き締めている印象すらありますよね。

とはいえ、お弁当として捉えるとメインで「ドカン」とあるべきものがないためか、やはり地味な印象を受けます。

「これ、食べ盛りの若い人にはウケ悪いんだろうなぁ」というのが、ほっともっとファンである私の内なるつぶやきです。

「高菜弁当」は地味だけど満足できる仕上がり!

「高菜弁当」の主役である「高菜油炒め」を撮影したのが↓の写真になります。

この美味しさ反則級です。ごはんとの相性ばっちりです。

その横にいるのが、錦糸卵。

これがあるおかげで全体がマイルドになるわけです。「高菜油炒め」をいい感じでフォローしているということですね。

こちらの錦糸卵は、恐らく電子レンジでつくっているのではないかと勝手に推測していますが、どうなんでしょう。

電子レンジであれば油を使う必要がないため、これだけあっさり味に仕上げられているのにも納得です。

一番右にいるのが「土佐酢のとり天」。

鶏の天ぷらに、土佐酢のたれがかかっている品です。

ほっともっとのメニューではこの「土佐酢たれ」を採用したものが多くあるわけですが、味はしっかりしているはずなのに、食べた後がさっぱりするのがいいですよね。

中央にいるのが紅ショウガ。

いつもだと、邪険に扱ってしまう紅ショウガ(^^ゞ

でも今回の「高菜弁当」ではものすごくいい仕事しています。

紅ショウガがあるおかげで、「高菜油炒め」の口直しの役割をしてくれています。そのため最後まで美味しくお弁当をいただけるというわけ。

錦糸卵だけでは、口の中をリセットするだけの力はないので、紅しょうがは必須といえますね。

忘れていけないのが「漬物」。

ほっともっと公式では「漬物」と書かれているこちらの総菜ですが、私が購入している店舗では「小松菜と油揚げの和え物」が採用されておりました。

これもいいアクセントになっています。

という感じで、地味に見える「高菜弁当」ですが、意外と役者の多いお弁当なんですよね。

しかも、それぞれの総菜がちゃんと自分の仕事をしていて、お互いに引き立てあっている布陣という点が「高菜弁当」の美味しさの秘密なのではないでしょうか。

見た目は地味だけど、満足度の高い逸品。ただしボリュームを求める人にはあえておススメはしません(^^;

「高菜油炒め」を乗せた形でご飯をすくった様子が↓の写真になります。

繰り返しになりますが・・・「高菜油炒め」って本当にご飯との相性抜群ですよね。

「土佐酢とり天」は、割と肉厚。

土佐酢のツヤがなんとも美味しそうな雰囲気を醸し出しています。

ちなみに、「土佐酢とり天」の下を撮影した写真が↓になります。

ちょっと多めにかけていただいたおかげで、ご飯にも土佐酢が。

この部分がまた美味しいわけです♪

というわけで、見た目は地味な「高菜弁当」ですが、美味しさの仕掛けが満載なんですよね。

実際に食べてみると、見た目の地味さは吹き飛んでしまうほど満足度が高いお弁当に仕上がっています。

↑でも書いたように、ご飯の上に乗せられた数少ない総菜がお互いの味を引き立てあっているおかげで相乗効果が生まれた結果なんだと思います。

肉系のメニューのようなボリューム感とかそこから来る満足感とは違いますが、確かな食べ応えのあるお弁当だと思います。

食べた後の満足度に対して、実際には低カロリーですし、総菜の食べ口がサッパリ・あっさりしているので、ちょっと疲れ気味の時にいただくといいお弁当であると思います。

栄養価はこんな感じ

「高菜弁当」の栄養価も見ておきましょう。

カロリーは冒頭で書いたとおり597kcalで、最低カロリークラスのお弁当という位置づけになっています。

カロリーや脂質、炭水化物などの数値は成人男性(30~49歳)の基準値から考えると低く抑えられている優秀なお弁当だと思います。

ただし、食塩相当量は多めになっていますので、塩分コントロールしているという方はご注意ください。

といってもこの基準値は、1食当たりの値であり、1日分の基準値を単純に3分の1にした値ですので、他の食事で調整できるのであればOKかとも思います。

脂質が抑えられているという事実からも、さらっと食べられる一品と言えるのではないでしょうか。

ほっともっと公式より転載

※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に基づく30~49歳の成人の1日に必要な栄養素の1/3量を計算。本品のエネルギー、タンパク質などが、その基準に対して何%に相当するかをチャートに表している。

※女性のチャートを表示する場合は、「女性(30~49歳)」をクリック

体を休めたい時にはもってこいの逸品だと思います

今回ご紹介した「高菜弁当」ですが、見た目の地味さは否定できませんよね(笑)

価格が近い「彩」シリーズと比べるとお弁当に乗っている惣菜の数が少なくちょっとがっかりな印象すら受けるかもしれません。

しかし、その数少ない総菜が相乗効果を発揮してお互いに引き立てあっているため一つのお弁当としてまとまりのある美味しさを醸し出しているのだと思います。

カロリーは600 kcal未満で、低脂質であるため、食べた時の印象以上に体への負担も少ないお弁当と言えると思います。

そういう意味では、少し疲れ気味で食欲が低下している時、体を休めたい時などにいただくとよいお弁当と言えるかもしれませんね。

もちろん、そうではないときでも美味しくいただけると思います。

カロリーだけでなく、価格もリーズナブルなので、がっつり食べる派の方であれば、「高菜弁当」と他の一品を組み合わせるという食べ方も良いかもしれませんよ。

何はともあれ、見た目は地味ですが満足のいく逸品だと結論付けたいと思います。

まとめ

2021年8月に登場したほっともっとの「高菜弁当」をいただきました。

結論としては「地味だけど満足できる仕上がりの逸品」ということになります。

見た目だけではなく、内容的にも派手な要素がほとんどない「高菜弁当」。でも食べてみると、高菜のおかげでごはんが進むとても美味しい弁当に仕上がっていると思いました。

お値段的も430円(税込)とリーズナブルに設定されているため、満足度が高い逸品であると言えます。

ただし、「肉を食べたい」「がっつり食べたい」という人にとっては物足りないかもしれません。そういう人にはサイドメニューに「天ぷら盛り合わせ」やから揚げ(おかずのみ)をつけたりしてボリュームの調整をおススメします。

低カロリー弁当を希望される方には、是非一度お試しいただきたいと思います。

さて次は8月登場最後のメニュー「海鮮天丼」をいただいた記事をまとめたいと思います。「海鮮天丼」は全く新しいメニューというわけではなく、準レギュラー的な位置づけなので、どういうスタンスで記事にするかもう少し考えてみたいと思っています。

何はともあれ、お楽しみに。

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