2020年年末から2021年年始にかけてほっともっとが利用できない間、何を食べようか考えた結果、噂の完全栄養食品にトライすることにしました。
今回選んだの3種類、ZENB(ゼンブ)、BASE FOOD(ベースフード)そして日清のオールインシリーズです。ZENBは厳密には完全栄養食品ではないかもしれませんが、仲間みたいなものと判断して、チョイスに加えました。(以前から試してみたかったというのもあります)
この記事では、背景などをまとめてみたいと思います。
ほっともっとが利用できない間、どうするか検討した結果・・
2020年大晦日の夜から2021年1月3日までの間、私の通うほっともっとは営業しませんでした。
その間、食事をどうするかいろいろと考え、次の様な条件から完全栄養食品をトライしてみることにしました。
- 摂取する栄養のコントロールはしたい
- 今まで食べたことのないものを食べたい
- 年末年始は「寒くなる」という事前情報があったので、買い置きして食べたい
- 調理器具は一切なくても食べられるものであること
ブログのネタとしてもいいかなとも思いましたし、実はかなり前から気になっていたんです。
私が使っている健康管理アプリの「あすけん」にも広告が出ていたので、完全栄養食品という商品があることは知っていました。
しかし、日本にいなかったのでずっと試すことができなかったのです。
今回はチャンスと思い自分の中に口実をつけて決行しました。
注文した商品は全部で3種類
今回注文したのは、次の3種類です。
- ZENB(ゼンブ):購入金額 2,922 円(送料:500 円 含む)
- BASE FOOD(ベースフード):3,820 円(送料:500 円 含む)
- 日清 オールインシリーズ:4,434 円(送料:352 円 含む)
正直、価格はそれぞれ割と高いと思えるのですが、その分栄養補給はできるのですから、今回に限っては目をつむろうという心構えで注文しました(^^ゞ
BASE FOODは、送料無料商品を選んだので、実質送料500 円は無料ということになります。
それぞれの商品の内容は以下で説明したいと思います。
楽天やアマゾンではなく全て公式サイトから注文しました
この3種類を購入する際、いつもどおり楽天市場で買えるものと高を括っていたのですが、ダメでした。
ZENBやBASE FOODはアマゾンでも販売されていましたが、チョイスが少ないように感じました。
2020年の春から完全に楽天経済圏で暮らすようになった今、特別アマゾンを使おうという気にもなれず、潔く各公式サイトから購入しました。
公式サイトからの購入は情報の入力が手間でしたが、購入する商品の組み合わせなどはある程度自由に選べるので、今回は良しとして考えています。
今回選んだ商品は全て定期購入オプションがあり、定期購入すると安くなるものもありましたが、私は定期購入するかどうか判断できなかったので、多少高いのは承知のうえで単発購入にしました。
ZENB(ゼンブ)は野菜が摂れる!
ZENB(ゼンブ)は、野菜を丸ごと詰め込んだ食品です。
野菜を皮とか種とか全部丸ごと減量として作るというのがこのZENBのコンセプトなんだそうです。(商品名の由来はそういうこと)
今回購入したZENB STICKとかZENB BITESは、メインとなる野菜とピーナッツなどの豆類を合わせて作り上げたみたいです。
ちなみに、下で紹介する動画の中で話されていますが、ZENB PSASTE(ゼンブ ペースト)という商品はメインとなる野菜とオリーブオイルだけで作られているみたいですよ。こちらも興味があるのですが、私の食生活だと正直食べづらい印象があり、ZENB STICKとZENB BITESを選択しました。
ZENBの商品ラインナップには、これら以外にはZENB NOODLE(ゼンブ ヌードル)というパスタもあります。こちらもZENB PASTEと同様、今の私の環境では調理ができないので今回は選択肢からはずしました。
購入したZENBの内訳と1食当たりの価格帯
私が購入したのは次のとおりです。
- ZENB STICK(ゼンブスティック)×6本
- ZENB BITES(ゼンブバイツ)×3袋
ZENB BITESは1袋で1食分の想定なので、9食分とすると、1食あたり約325円。
割といい値段。
賞味期限は製造から半年はありそうです。
私が普段使っているアプリ「あすけん」によると、1日に摂取するべき食物繊維は21g以上なんだそうです。
対して、ZENB STICK 1本の食物繊維は4 g弱なので、ざっくりと1/5。
自分の感覚では、普通に1日ご飯を食べると摂取した食物繊維の量が基準値よりも若干少ないことが多いので、ZENBを1日に1食分食べれば大体いい感じになりそうです。
ZENB STICKは思ったよりも食べやすいけど、スープはあった方がいいかも
ZENB STICKの食べた感じは、特別甘くもなく苦くもないスナック菓子の感じです。
野菜を丸ごと使っているZENBというブランドイメージから、苦かったりクセの強い味をイメージしていたのですが、いい意味で自己主張はありませんでした(笑)
食感は上述と同様スナック菓子ですが、若干「モサモサ感」があってこれだけを食べていると喉にひっかかる感じがあります。
コーヒーなどのドリンク類か、スープがあると食べやすいかなと思います。
※ZENB BITESはZENB STICKを切ってあるだけの商品だと思います。6分割にして一口サイズで食べやすい商品ということなのかと。ですので、味や食感などもZENB STICKと同じと考えてよいと思います。
ZENB(ゼンブ)はミツカンのグループ会社みたいですよ
購入してから知ったのですが、このZENB(ゼンブ)の販売を行っている株式会社 ZENB JAPANは、お酢などで有名なミツカンのグループ会社みたいです。
購入前、本当に知らなくて、YouTubeで完全栄養食品の調べ物をしていたら、たまたま次の動画がでてきて知りました。
大手の商品でなくても良いものであれば購入はしますが、大手と聞くだけでそこはかとない安心感がでますね(笑)
BASE FOOD(ベースフード)は純然たる完全健康食品みたい
BASE FOOD(ベースフード)は、一日の基準栄養素を主食だけで効率よく摂取できるように作られた完全栄養食品です。
「からだにいい×おいしい×かんたん」を全て諦めないというのがコンセプトみたいです。
BASE FOODは上述した内容や商品名のとおり、バランスよく栄養を摂取できる主食です。現在販売されているのは、大きく次の2種類があります。
- BASE BREAD(ベースブレッド)
- BASE PASTA(ベースパスタ)
ZENBと同じ理由で、やはり調理せずに食べられるという理由から今回はBASE BREADを購入しました。
購入したBASE BREAD(ベースブレッド)の内訳
今回購入したBASE BREADは次のとおりです。
- BASE BREAD(プレーン)×4個
- BASE BREAD(チョコ)×4個
- BASE BREAD(メープル)×4個
- BASE BREAD(シナモン)×4個
合計16個。単純平均で1個あたり約240 円となります。
賞味期限は、製造から大体1ヶ月くらいのイメージですね。今回私が購入した商品は1月末くらいが賞味期限になっていました。あくまでもパンですから、仕方ないですね。
BASE BREADは1袋当たり約200~260 kcalくらいで1食当たり2袋食べることが想定されています。
わりとボリューム感があるので、人によっては1袋食べれば十分かもしれません。(私は、1袋にしています)
BASE BREADは「しっかり中が詰まったパン」で食べ応えもあるので、BASE BREADを1袋と何かしらスープ類などを組み合わせれば朝食などに丁度良い感じになると思います。
BASE BREAD(プレーン)は一工夫すると更に美味しく食べられるかも
BASE BREAD(プレーン)は、食感や味が全粒粉パンのような仕上がりになっています。
そのため、チーズや目玉焼き、ベーコンなどを挟んで食べると美味しく食べられるのではないかと思います。
プレーン以外のBASE BREADは、チョコレートやメープル、シナモンなどの味が付いているので、菓子パンのような感覚で食べられるます。逆にいうと、味が付いている分だけアレンジの仕方が難しいかもしれません。
2021年1月16日追記:ベースブレッドについては、4種類食べてみた雑感を別記事にまとめましたので、よろしければこちらもご覧ください。
日清の完全健康食品オールインシリーズも注文!
日清から販売されているオールインシリーズは、麺の芯の部分にあらゆる栄養素を詰め込んだインスタント麺です。1食分を食べれば、1日に必要とされる栄養素の1/3を摂取できるよう設計されています。
私が購入した時点(2020年12月)時点でオールインシリーズは大きく2種類あります。
- オールインパスタ(4種類)
- オールインヌードル(3種類)
今回私は全ての味を試したく、それぞれ1食分ずつ入ったセットを購入しました。
購入した日清オールインシリーズの内訳
今回私が購入した商品は次のとおりとなります。
- オールインパスタ(バター香るコク旨和風たらこ)
- オールインパスタ(バジルが香り立つ本格ジェノベーゼ)
- オールインパスタ(真っ赤なトマトのスパイシーアラビアータ)
- オールインパスタ(粗挽き牛肉の旨みあふれる濃厚ボロネーゼ)
- オールインヌードル(卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば)
- オールインヌードル(パクチー香るトムヤムまぜそば)
- オールインヌードル(ごま香る濃厚担々まぜそば)
平均すると1つあたり、約630 円となります。
単なるインスタント麺と比較すると高価なイメージがあるのですがあくまでも完全栄養食品というカテゴリーなので、頭を切り替えて食べましょう(笑)
ちなみに賞味期限は製造から半年弱といった感じでしょうか。私の購入した物は5月末あたりになっていました。
日清のオールインシリーズ、味は賛否分かれるかも
他の2ブランド(ZENBとBASE FOOD)と比べて、日清が満を持して発売したオールインシリーズの味は、正直賛否分かれるかもしれません(^^;
あくまでも私個人の感想なので、味の良し悪しは人によってかなり変わるという前提で言います。
この記事執筆時点で7種類のうち2種類はまだ食べていませんが、既に食べた5種類のうち美味しいかなと思えたのは2種類でした(^^ゞ
オールインパスタもオールインヌードルも、やはり麺自体がちょっと「苦い」感じがします。
付属のソースがその苦さとどのようなバランスになるかで、食べやすさが大きく変わるのですが、これまでに試した中では次の2つが比較的「苦さ」を意識することなく食べられました。
- オールインパスタ(バジルが香り立つ本格ジェノベーゼ)
- オールインヌードル(ごま香る濃厚担々まぜそば)
トマトベースの味の場合、トマト味が負け、苦みが勝っているように思えました。
一方、「パクチー香るトムヤムまぜそば」はパクチーの香りとある意味でお互いに競合することなく、それぞれが主張しあってにぎやかな風味に感じられ、私には美味しいとは思えませんでした。
繰り返しになりますが、味や風味の好みは人それぞれだと思いますので、気になる方は是非お試しいただければと思います。
オールインパスタはパスタと思わない方がよいと思います
あと、補足ですがオールインパスタはパスタと思って食べない方がよいと思います(笑)
そういう先入観があると「何だこれ?」っていう感じになると思いますので。
オールインヌードルの方は、何となく「いろいろと混ぜてあるそば」と思うことで納得できる感じなのですが、私はパスタについてはどうしてもなじめませんでした。
2021年1月17日追記:日清のオールインシリーズについて今回食べてみた商品に対する雑感を別記事にまとめました。気になる方はこちらの記事も見てみてください。
商品によって美味しいもの、美味しくないものいろいろですね
個々の商品の写真などは別記事にしてまとめておきたいと思っています。
今回購入して実際に食べてみた商品は、美味しいもの、美味しくないものいろいろでした。
相応な研究の上に開発された商品ばかりだと思うので、健康に良いといのは間違いないでしょう。
ただ、味については個々人の好みの問題もあるので、やはり実際に食べてみないとわからないですよね。
この完全栄養食品というのは、普段の食生活に定着させて初めて効果が発揮されるものだと思います。
そのため、各食品の特徴をよく捉えたうえで、自分の生活習慣に組み込む方法を考えるのが大切だなぁと思いました。
保存期間にも注目して選択するとよいと思います
長期間買い置きができるものとそうでないものもあるので、その辺りも考慮する必要がありますね。
ZENBは賞味期限も長いですし、間食として食べたり、普段の食生活で野菜が足りないと思った時に補う食品としてストックしておくと便利そうです。
BASE BREADは、賞味期限が短いですから、朝食を完全にこれにしてしまえば続けられそう。
オールインパスタやオールインヌードルは賞味期限を長く取れるのと、1食当たりのカロリーも500 kcalと比較的高いです。そのため忙しいビジネスパーソンが遅く帰宅した際の夕食として食べるのがよいのではないかと思っています。(遅く帰宅した時のコンビニ食は続けるとダメージが大きいですからね)
今回試した3つの食品についてはこのような感想を持っています。
また機会があれば、別の食品についても試してみたいと思います。
まとめ
ほっともっとが営業していない間に、世間で噂の完全栄養食品を試してみることにしました。
今回試した商品は、ZENB(ゼンブ)、BASE FOOD(ベースフード)そして日清のオールインワンシリーズの3種類。
食べてみた結果、食べやすいもの、食べにくいもの、美味しいもの、美味しくないものいろいろでした。
本当に栄養素の補給ができるのであれば、継続して食べてみたいと思っていますが、コストとの兼ね合いも見逃せないと思いました。
また、保存食品ではないので、賞味期限にも要注意です。
この記事執筆時点ですべての商品を食べていませんが、それぞれの商品の特徴については別記事にして報告したいと思います。