ほっともっとの2021年5月新登場の「ねぎ塩チキンかつ丼」を食べました。
「スペシャルコンビ弁当」のから揚げにも塩だれがかかっていましたね。これと同じじゃないかと最初思っていたのですが、今回登場したのは「から揚げ」ではなく「チキンカツ」になったという点が新しいところみたいです。
結論から言うと、「お肉がっつり系」という見た目とは裏腹に味や肉ー野菜のバランスがとれた堅実な逸品と言えるメニューでございました。
どのような部分がバランスが取れていると思えたのかを記事にまとめました。
「ねぎ塩チキンかつ丼」は、「スペシャルコンビ弁当」のから揚げと何が違う?
2021年5月に新登場した「ねぎ塩チキンかつ丼」をチェックしてみました。
これ、
「『スペシャルコンビ弁当』の『にんにく塩だれ』がかかったから揚げと何が違うの?」
と思った人います?
私はそう思ってしまいました(笑)
というか、むしろ「このメニュー、前になかったかな?」と、以前のメニューを確認してしまいましたよ。
でもよくよく確認してみると、「から揚げ」が「チキンカツ」になったために、風味が違いますし、「にんにく塩だれ」が「ねぎ塩だれ」になっているので、味的にも印象の違うものになっている雰囲気です。
ちょっと苦しいですが・・・。
「以前にもあったかも」という点を抜きに考えると、私は「塩だれ」が好きなので、実はちょっと期待していました。野菜が摂れない点はマイナスポイントでしたけど。
お値段は490円(税込)と500円を下回る価格帯となっております。
問題はカロリー。
933 kcalなんですよね。
これ「スペシャルコンビ弁当」越えのカロリーとなっていて、カロリーコントロールがしたい人にとっては敵でしかないお弁当といえます。
ちなみに本記事執筆時点での私の「あすけん」における1日の推奨摂取カロリーは2,151 kcalです。つまり、これだけで1日分の40%強のカロリーとなってしまいます(^^ゞ
そんな「ねぎ塩チキンかつ丼」ですが、新登場ということでトライしないわけにはいきません。
発売日の翌日に注文しました。
受け取った「ねぎ塩チキンかつ丼」が次の写真。
そうなんですよ。このお弁当、マヨネーズがついてくるんです。
これがカロリーの現況なのかも(笑)マヨネーズについては後述するとして、フタをあけた様子が次の写真。
ちょっとがっかりしますよね(笑)
このスカスカ感。
正直メニューの写真とはかなり印象が違いますが、仕方ありません( ´艸`)
これが現実です。
でも、これを見た時、「あっ、ちゃんとキャベツが乗ってる」ってちょっと嬉しくなってしまいました。
こういうちょっとした野菜トッピングが本当に嬉しいんですよね。
これ続けてほしいんです。(この声は届かないでしょうけど)
あと、小口切りにされたねぎや刻み海苔も見えるのが、期待感を高めてくれます。
具体的な内容は次の項目で述べるとして、添付されていたマヨネーズの写真を先に掲載しておきます。
下の写真がマヨネーズ。
裏を返すと、この通りで、実に71 kcalもあることが分かります(´;ω;`)
「そりゃ、900 kcal越えになるよなぁ」
と思ってしまいました。
でも実は、このマヨネーズがいい仕事してくれるんですよね。
2021年5月登場の「ねぎ塩チキンかつ丼」実際に食べてみると、味のバランスが絶妙!
「ねぎ塩チキンかつ丼」の「チキンカツ」、近づいてみると次のような感じです。
割と細かいパン粉が使われているチキンカツ。
チキンカツは既に切ってあり、一見すると唐揚げのように見えるのが特徴的ですね。
私的には「ロースかつ」のように、大振りの肉を1枚揚げて、それを切ったものが乗せられているものが好みなのですが、仕方ありません。
チキンカツの下にはキャベツが敷かれています。
最初はちょっと量が少ないなぁと思ったのですが、実際に食べてみたところ、「味加減」的に考えるとこのくらいの量でちょうど良い気がしました。多すぎず少なすぎず絶妙と言えます。
また、キャベツの下(?)には、刻み海苔が敷かれています。
この刻み海苔の香りが、程よく効いているんです。
キャベツの上にはニンニクと玉ねぎがきいた塩だれがかかっています。この塩だれに刻み海苔そして刻みネギの香りが相まって、程よくバランスが取れたいい香りがするんですよね。
にんにく、玉ねぎ、ネギ、海苔とそれぞれ割と主張する香り達なわけですが、それらが合わさることでちょうど良い香りに感じるのです。
これって、七味と同じことなんじゃないかと思います。香辛料って、単体だと非常に強く感じるのですが、併せることで辛味などが緩和されるんですよね。だから、七味よりも一味の方が辛いんです。
↑は、おなじみの紅ショウガ。バランは取っちゃいました。
これがちょうど良い箸休めになります。
もう↑でかきましたが、「塩だれ」の正体は、にんにくと玉ねぎがきいた塩だれソースのことで、やっぱり「スペシャルコンビ弁当」のから揚げにかかっているソースと一緒なのではないかと思います。
にんにく醤油のソースと違い、薄味好きな私でもそれほど濃く感じることがないので非常に食べやすい仕上がりと言えるのではないでしょうか。
最初「チキンカツ」の量がちょっと少ないと感じたのですが、実際に食べてみると丁度よかったです。キャベツがトッピングとして乗せられたことの勝利でしょう。
キャベツがあるおかげで、チキンカツがなくてもごはんが進むんです。キャベツに塩だれが付いているので。
私の場合になりますが・・・、恐らくチキンカツの量がこれ以上多いとごはんが余るし、少なすぎると物足りない、そんな感じがします。
また、今回の「ねぎ塩チキンかつ丼」の中でもっともいい仕事をしているのが「マヨネーズ」なんですね。
このマヨネーズがあることで、味が全体的にまろやかになっていると同時にまとまりのある味に仕上がっているわけです。
期待以上に美味しいメニューです。
ほっともっと公式の情報も共有
ほっともっとの公式ツイッターアカウントから「ねぎ塩チキンかつ丼」の盛り付け動画がツイートされていました。
何がトッピングされているのかよくわかる動画になっていますので、共有しておきますね。
この動画をみると、「ねぎ塩チキンかつ丼」が何層にも味が重ねられていることが良くわかります。
「ねぎ塩」というとすごくシンプルな味付けのような気がしていますが、実際に食べると本当に複雑で、しかも尖ったところのない味に仕上がっているんですよね。
この動画を見なければ、その理由がわからなかったかもしれません(^^ゞ
難点を一つ挙げるとすれば、それは「カロリー」!
ただ難点を1つ挙げるとしたら、それはカロリーが高いということですね。
今回のメニュー、「チキンカツ」ということでパン粉を付けて揚げているので、必然的に油の吸収が多くなってしまいます。
結果としてその分カロリーも高くなる・・・というわけなんです。
それに加えて「いい仕事をしている」マヨネーズが、カロリー的にはアダとなっているのです。味は良くしてくれているのですが、カロリー的に追い討ちをかける結果となっています。
それでも、私はお弁当の完成度としてみれば今回の「ねぎ塩チキンかつ丼」に100点をあげたいと思っています。
それだけの逸品と言えるのではないでしょうか。
見た目以上にボリューム感もあるので、やっぱりがっつり食べたい人向けの逸品と言えるかも
ほっともっと2021年5月の新メニュー「ねぎ塩チキンかつ丼」についてまとめると、食べてみた感じとしては、おススメメニューの一つといえます。
↑で書いたとおり価格、味ともに100点をつけたい仕上がりになっています。
ただし、やはりカロリーが900kcalオーバーということで、「がっつり食べたい」という人限定になるかもしれません。
野菜としてはキャベツが付いてきますが、絶対量としては期待できませんので、副菜としてミックスサラダなどを合わせて購入されるとよいと思います。
「ねぎ塩チキンかつ丼」が490円、ミックスサラダと何かしらドレッシングをつけると180円。併せても670円です。
RPOのためにポイントを70円分使えば600円で購入できるので、比較的リーズナブルな一食となるのではないでしょうか。
ただ、いかんせんカロリーが高いという点と野菜の量がもう少しあったほうがよいという点から私的にはリピートはしないかもしれません(^^ゞ
繰り返しになりますが、お弁当としては100点満点をつけたい仕上がりとなっています。まだ食べていないという方は、是非一度トライしてみてください。
まとめ
ほっともっと2021年5月新登場の「ねぎ塩チキンかつ丼」を食べた結果をまとめました。
結論は見た目とは裏腹に、複雑で計算されつくした、味のバランスの取れた逸品でした。
登場前のチラシを見た時は、チキンカツの下のキャベツも見えなかったので、正直野菜は皆無と思っていました。しかし蓋を開けてみると、チキンカツの下にしっかりキャベツも挿入されていて、大満足でした。
もう少しキャベツが多い方がいいかなとも思いましたが、恐らくこれ以上キャベツを増やすと値段的に500円を超えてしまうということや、味のバランスが崩れてしまうという理由から、この量がベストなのかもしれませんね。
カロリーが900kcal超えとなっている点だけが、デメリットと言えますが、「がっつり食べたい」、「カロリーは気にしない」という人にはおススメしたい逸品と言えます。
今回トライした「ねぎ塩チキンかつ丼」と同時に発売された「麻婆チキンかつ丼」についても近いうちに食べてみたいと考えています。
その際には、改めて記事にするつもりですので、お楽しみに!