ほっともっとを最大還元率14%で利用する方法について説明します。併せてほっともっとでもらえるポイントを最適化する方法「ポイント還元最適化、RPO」についても説明します。
食生活の3分の一はほっともっと
オレの食生活は次のような感じだ。借金漬けの割には贅沢だろ?
- 朝:コンビニごはん(300円くらい)
- 昼:会社支給の弁当(300円くらい) or ほっともっと(500~700円くらい)
- 夜:ほっともっと(500~700円くらい)
コンビニごはんは、おにぎりやサンドイッチといったもの。まぁ、最近ではタンパク質が不足気味になっているので、実は丸大食品のチキンスティックやゆで卵を食べるようにしている。
会社に出勤するときは会社で手配してもらう弁当をそのまま食べる。この手の弁当は、好き嫌いが分かれるんだろうが、何といっても安いのと、内容を自分が選べないところが独身おやじにとってはありがたい。
どういうことかって?コンビニなどで自分が弁当を買う場合、偏りが出てしまうってことだ。その点、会社で手配してくれる弁当の場合否が応でもいろいろなメニューを食べることになるから栄養の偏りを少しでも防げるものと思っている。
休みの日の昼や夜は全てほっともっとの弁当を食べている。昔からこの手の弁当を重宝していたし、ほっともっとが誕生する直前に起きた騒動の時も「どうなるんだろう」って思って注目していた。
勿論ほっともっと誕生直後から利用させてもらっていて、内容も気に入っていた。昔は「ちょっと高いかな」と思っていた時期もあったけど今ではできたての弁当が食べられるし、オレ的には美味しいと思っていることから好んで食べているという感じだ。
いまの会社に移る前には近くにほっともっとがなかった。だから詳しい情報を入手していなかったんだけど、実際毎日利用するようになってこの店のコストパフォーマンスの良さに気づかされた。
ほっともっとのここがすごい:毎日利用するなら還元率10%はいける!
ほっともっと会員だけがもらえるポイントに注目
ほっともっとを毎日利用するのであれば、還元率10%はいける。これは本当だ。ただし前提があるので、見てほしい。
- 前提1:3ヶ月間(連続で)10,000 円以上利用する
- 前提2:HM電子マネーというほっともっとの電子マネーを利用する
まず、最初に言っておくが、ほっともっとをたまにしか利用しないユーザーにとって、ほっともっとの還元率はほとんどない。支払いを電子マネーですることで得られる電子マネーの還元ポイントくらいだろう。
次にほっともっとの会員登録をして弁当を買うと、購入金額に応じて会員だけがもらえる「購入ポイント」がつく。このポイントの還元率は「ランク」によって変わるが、最初のランク(レギュラー)なら100円分購入して1ポイントもらえる。このポイントは1ポイントが1円として支払いに利用できる。つまり還元率は1%ということだ。
もちろん、ほっともっと会員がもらえるポイントとは別に、電子マネーを使って支払いをすれば電子マネーの還元ポイントもつく点も忘れずに。
ほっともっと会員はランクに応じて最大4%のポイント還元になる
で、問題はこの「ランク」で次の表のようにゴールドになれば還元率が4%になる。
ランク | 直近3ヶ月間の購入金額 | 還元率 |
レギュラー | — | 1% |
ブロンズ | 2,500円以上 | 2% |
シルバー | 5,000円以上 | 3% |
ゴールド | 10,000 円以上 | 4% |
このランクは毎月末更新される。直近3ヶ月間の購入金額に応じてランクが決まるという仕組みだ。
例えば3か月間毎日(90日間)最安値のメニューであるのり弁当(330円)を購入したとしよう。すると、単純計算で330円×90日間=29,700円となり、余裕でゴールド決定となる。
例えばだけど、勤務日(土日は休みの前提な)だけは忙しいからほっともっとで夜食をすませるとしよう。平均単価を500円とするなら、500円×20日=10,000 円で、これまたクリアだ。
だからほっともっとを普段使いするヤツなら誰でもゴールド達成はできると思っていい。つまり、還元率4%は決定というわけだ。
HM電子マネーを利用することで還元率は一気に6%プラス!
更に重要なのが、ほっともっと独自の電子マネーであるHM電子マネーだ。
この電子マネー、当然ほっともっとでしか使えない。普通に考えると、なんとも使い勝手が悪い電子マネーなのだが、この電子マネーをチャージすることでチャージ金額に応じたポイントがもらえる。その還元率は最大で3%だから、使わない手はない。「最大」と書いたのは、チャージ金額に依るからで、詳しくは次の表を見てくれ。
HM電子マネーチャージ金額 | 還元率 | 毎月25日~月末 |
1,000~2,000 円 | 1% | → 2% |
3,000~4,000 円 | 2% | → 4% |
5,000~ | 3% | → 6% |
チャージ金額に応じて1%~3%まで変わるが、毎日利用するなら迷うことなしに5,000 円以上はチャージするよな!
ここで、一番右の列を見てほしい。実は毎月25日から月末までの間にチャージをすると、還元率が2倍になって、それぞれのチャージ金額に応じて2%~6%ものポイントがもらえるんだ。
毎月25日というのは、多くの企業の給料日である25日に合わせてあるんだと思う。給料日から月末にかけて支出をしやすくさせているというプレナスの戦略だよな。でも毎日利用する者としては、この戦略にまんまと乗っかるしかないよなぁ。だって、還元率6%プラスだから。
ただし、HM電子マネーは店頭での現金を使ったチャージしかできない。現金を出す必要があるということで、キャッシュフローは悪くなるし、電子マネーなどのポイント還元は期待できない点には注意してくれよな。あと、最大のチャージ金額は20,000 円だということも覚えておいてくれ。
というわけで、ここまでの段階で、ランクによる還元率4%とHM電子マネーチャージ時ポイント還元率6%の二つを合わせて、合計の還元率は10%になっているはずだ。
注文時間をコントロールできればさらに4%の還元率アップ!!
ほっともっとの「タイムサービス」を利用することで、さらに還元率を4%プラスできるぞ!
毎日14:00~18:00の間に弁当を受け取れるようにすれば、還元率が2倍になる。だからほっともっと会員ゴールドランクで還元率が4%になっている人なら、還元率は2倍の8%になるわけだ。
オレは、いまのところ残業もないしほぼほぼ毎日定時で帰宅できる。で、会社の近くに住んでいるから18:00までに弁当の受け取りもできるんだ。だから毎日17:00台に購入することで、還元率の最大化が見込めるということだ。
もちろん、毎日コンスタントにというと、どんな仕事でも難しいだろう。そういう意味で還元率の最大化(14%にすること)は万人ができることではないとは思う。
でも普通に利用して、還元率10%をキープすることは可能だろう。
還元ポイント最適化RPOとは
そんな訳でオレは実質還元率10~14%くらいでほっともっとを利用している。(毎日定時で上がれるとは限らないし、やっぱりコンスタントに14%は難しいんで、控えめに言って10~14%くらいね)
でも実は毎日ほっともっとを利用していて、ある時気が付いたことがある。それは、何も考えずに弁当を購入していると実は還元率は10%あるいは14%にはならないという事実だ。
誰もが分かってはいるけど、小さいことだからということで気にしない事実がこれ。
どういうことか?
「100円で1ポイント還元」っていうポイント還元の場合、当然購入金額を100で割って何ポイントか計算される仕組みなんだが、例えば購入金額が110円とか、180円の場合を考えると、端数の10円や80円は全部切り捨てられるんだよな。
クレジットカードの利用金額に対するポイント還元とかの場合、1ヶ月トータルの利用金額に対して計算されるから、この端数があまり気にならないんだよ。
例えば利用金額108,530 円に対して、1%のポイント還元がある場合。1,085 ポイントになるわけで「30円くらいいいじゃん」ってなる。
でも、ほっともっとのように毎会計時にポイントが算定されるサービスの場合は、この「30円」が結構影響出てくるんだよ。
極端な話、110円でも190円でももらえるポイントは1ポイントで同じになるんだよね。1回や2回ならまだいいんだけど、190円のものを10回買った場合は端数分の900円に対してはポイント還元されないという計算になるから、無視できないということだ。
そこでオレが考えたのが(別に世の中でオレだけが考えている訳じゃないけど)、端数に対して還元してもらっているポイントを使うという方法。
ポイントって、もともと無限にあるものではないから、うまく使いたいよな。でもついつい、購入金額が高い時に見かけ上安くなるように100円引きにしてみたりするのが関の山だろう。
でも、これだとその瞬間うれしいだけだ。ポイントを使って、その時もらえるポイントの最大化を図るというのが、オレの考えるポイント還元最適化(Reward Point Optimization、RPO)なんだ。
端数がでたら、そこを切り落とすためにポイントを使って端数分だけ割引し、支払金額を100円単位にそろえる。そうすることで購入金額満額に対してポイントが付くようにするというわけ。
例えば、のり弁当(330円)を買うとしよう。そのまま購入すると購入ポイントを3ポイントもらえるが、端数の30円に対してはポイントがもらえない。そこで、30円分手持ちの購入ポイントで支払い、300円に対してHM電子マネーを使って支払うということだ。
弁当のオプションやサイドメニューをセット購入してできるだけ端数を小さくするということもよくやる。
例えば、このブログを書いている時点にあるメニューで「旨辛から揚げ弁当(470円)」がある。このまま購入すると、70円が端数となる。ポイントを使って70円支払うのもいいだろう。でも、もし「食物繊維足りてないなぁ」という時なら「もち麦ごはん(普通)(30円)」のオプションをつける。そうすると、
470円+30円=500円
ということになり、端数はなくなる。勿論、食べたくもないのにオプションを追加する必要はないけど、その時の体調とか本当に食べたいと思った物との組み合わせでRPOする。
オレのインスタグラムでは毎日ほっともっとの写真をアップしているんだけど、コメントでその時その時にやったRPOをメモとして書いてるから、興味のある人は一度チェックしてみてくれ。
まとめ
オレの食生活の3分の一以上はほっともっとを利用している。
このほっともっとをうまく使うと、還元率を最大14%にまで高めることができる。ただ、還元率を高めること自体は目的ではないし、あまり力を入れなくても10%くらいの還元率で利用できるから、かなりの頻度でほっともっとを利用しているっていうヤツは是非参考にしてくれ。
ポイント還元最適化については、ちょっと難しかったかもしれないけど、もし質問とかわからないことがあったら是非インスタやTwitterの方でコメントくれよな。