ほっともっと すき焼きハンバーグ御膳:悪くはないけど、オレ的にはアカンやつだった件

ほっともっとの今年最後の新登場メニューと思われる「すき焼きハンバーグ御膳」を食べました。

ただその内容は、おススメできるものではないと思いました。

一体どういうところがおススメできないと感じたのかについてまとめてみました。

気乗りしなかったけど「すき焼きハンバーグ御膳」を一応チェック

最近、ほっともっとの新メニューをレビューするのが定番化してきてしまった。

オレも記事のネタの一つになるし、自分が食べた新メニューの感想の記録をしておきたいと思っていたから、一石二鳥だと考えている。

今回もそういう流れでの新メニューのレビューになるのだが、正直この「すき焼きハンバーグ御膳」は行きたくなかったんだよなぁ。

だって、結果が目に見えてるじゃん。

しかも、おっさんのオレ的に、これ無理っぽいしなぁ。(←ザ・肉弁当だろうからな)

加えて、コスト的にも他のメニューに比べて200円くらい高いからな。

でも、興味もあったんだよな。だから、一日遅れにはなったけど、チェックしてみた内容を記事にまとめた。

ちなみに、容器は幕の内弁当の容器と同じ。

次の写真が、オレの購入した「すき焼きハンバーグ御膳」になる。

「すき焼きハンバーグ御膳」は一見すると、テンション爆上げ弁当だ

↑で「しぶしぶ買った」的な雰囲気を醸し出しておいてすまんが、買って中身をみたら、思わずテンションが上がっちまったよ。

まぁ肉に対してじゃなく、その上に乗っかっているネギとかスナップエンドウ(だよな?)に対してなんだけど(笑)

「結構野菜入ってるじゃん」

という感じで、期待感が高まっちまった。

メインの部分をもう少しアップで撮影したのが次の写真。

良いよな、これ。

これでハンバーグとすき焼き、それに白菜などの野菜がこっそり入っていれば、わりといいかもしれんなぁと思ったわけだ。

わかっていたけど・・・「すき焼き」と「ハンバーグ」しかないって感じだな(笑)

ざっくり全体をみたところで、各部の内容をチェックしてみる。

まずは主役(?)のハンバーグ。

いつものハンバーグだろう。

特別なところは見受けられないが、すき焼きの肉から出る肉汁のおかげか、いつもよりも美味しそうに見えたのは、オレだけだろうか?

次は、ハンバーグの下、というか隣(?)にこっそり敷かれてあったうどん。

このうどん、結構すき焼きのたれがしみ込んでいるみたいだよな。

次は「ハンバーグつながりでなし崩し的に加えられた」としか思えないエビフライ。

「この内容にエビフライ要らないだろう」というのがオレの正直な感想なのだが、仕方ないか。でも、エビフライの下に何気にキャベツの千切りが入っていたのは、得点高いな。本当に少しだけどな(笑)

最後は「小松菜と油揚げの和え物」。

とこれで終わりだ・・・(!)

野菜はハンバーグ&すき焼きの肉の上に被せられたネギとエビフライの敷かれたキャベツの千切りそして小松菜と油揚げの和え物、以上だ。

「えっ?」

ってなるだろう?野菜好きなヤツならさ。

そうなんだよ、この弁当「すき焼き」という名前はついているけど、「すき焼き弁当」についてくる野菜の面影がほとんどねぇんだよ。「すき焼きの肉とハンバーグ」って感じの弁当。

メニューの写真を見れば大体想定できたといえばそうなんだが、弁当の外観に惑わされて期待しちまった・・、仕方ねぇな。

エビフライ要らねぇから、野菜増やしてほしかったなぁ・・・。

オレにはごはんの上に乗っかった梅干しだけが心のオアシスだ。

味は悪くはないよ、でもオレ的にアカンやつだよ、これは

↑の写真を撮った後でおもむろに食べてみたよ、新メニューの「すき焼きハンバーグ御膳」を。

オレの第一印象は、

「思っていたよりは悪くない」

という感じかな。

オレは本当に期待していなかったから、なおのこと こんな感じの評価になる。

今回の弁当の中身は、他のメニューの寄せ集めだから、味はそれぞれのおかずの味を想像してもらえばいいわけ。

ただそれらの定番おかずを組み合わせたことで生まれる「美味しさ」をどこに求めるか?という話になると、やはり「すき焼きがかかったハンバーグ」しかないだろう。

ほっともっとのハンバーグは、それ自体にそれほど強い味付けがされているわけじゃない。だからその上にかかったデミグラスソースとか大根おろし+ポン酢とかの味で楽しむようにできているわけだ。

今回の「すき焼きハンバーグ御膳」の場合だと、「すき焼き」がそのソースの役割を果たす前提なんだろうな。

でもな、この「すき焼き」のソースの存在感が控えめすぎて、ハンバーグの味を引き立ててくれないんだよな。

オレって基本薄味好きなんだけど、そんなオレでも「すき焼きの味が控えめ」と感じたんで、濃い味付けが好きなヤツなら余計にそう感じるんじゃないかな。

「すき焼き弁当」の味付け自体それほど濃いというわけじゃないんだろうが、「すき焼き弁当」に入っている肉や白滝のように表面積を稼げる具材だと、ちょうどいい塩梅になるわけだ。

でもいかんせんハンバーグって、表面積を稼ぐようにできていないだろう。だから、すき焼きのたれの主張が弱くなるんじゃねぇかな、とオレは思う。

だから、意識的にハンバーグを一口大に箸で切って、口に運ぶ前にすき焼きのたれを切り口につけて食べるようにすると、まぁまぁ美味しい。

でもな、ここで気づいちゃうんだよな・・・「ハンバーグとすき焼きのタレの相性」にあまりにも違和感がなさ過ぎて

「『すき焼き弁当』の肉食べてるのと変わらないなぁ」

って。

この段階で、ハンバーグである必要がなくなっちゃうんだよな(笑)

すき焼きの肉だけでいいじゃんって思ったぜ!

「すき焼きハンバーグ御膳」のハンバーグの食べ方はこれがおすすめ

食べながらいろいろと考えたんだけど、もしこの弁当を食べるんなら、次のような食べ方がおすすめだ。

ちょっと考えれば気づいたことなんだけど、一口大に切ったハンバーグをすき焼きの肉で包んで食べるという方法。

↑でも書いたように、すき焼きの肉は表面積が稼げる分、すき焼きのたれがよくからまっている。だからすき焼きの肉をハンバーグに巻き付けることで、

「すき焼きのたれも一緒に食べちゃおう」

っていう考え方だ。もともとこういう食べ方が想定されているのかもしれんがな。

もしこの「すき焼きハンバーグ御膳」を食べる機会があれば、一度試してみてくれ。

すき焼きハンバーグ御膳の結論:価格まで考えるとオレ的にはアカンやつ

「すき焼きハンバーグ御膳」の味自体はそれほど悪くはないと思った。個々のおかずの味はまぁ、普通に美味しいしな。

ただな、オレ的にはやはり「アカンやつ」だよ、これ。

理由は次のとおりかな。

  • 価格
  • 野菜の量が少ない
  • 味(価格に釣り合ってない?)

何と言っても「価格」だろ、やっぱり。この内容で790円だからな。

普通に高いよな?

「この金額なら、店で食べた方がよくねぇ?」と思うヤツもいるだろう。

加えて、野菜の量も少なく、味も790円に釣り合っていないと思うんだよな。

ほっともっとの弁当の場合、価格に比例するのは、肉の量っていう方針だろうから、そこは織り込み済みといえばそうなんだけど、それでも、790円にまでなると期待しちゃうだろう。

ちなみに「カルビ焼き肉弁当(肉増し2倍)」が、ちょうど同じ価格の790円だ。

人にもよるかもしれんが「肉を食べた感」を味わえるんなら、「カルビ焼き肉弁当(肉増し2倍)」かもしれんな。「すき焼きハンバーグ御膳」の場合、「肉食べた感」よりももう少し上品な感じだし、中途半端なんだよな。

そういう諸々を勘案すると、やはり「すき焼きハンバーグ御膳」は、内容的な満足度という点でもコスパという点でも、微妙で、アカンやつと言わざるを得ない。

勿論、30歳前後くらいで、ある程度金もあって、まだまだ「ザ・肉」が好きな若いヤツなら、満足できるのかもしれんがな。

不味いというわけじゃないし、気になるヤツは一度試してみるといいと思う。一回くらいなら食べてもいいと思うぞ。

まとめ

ほっともっと2020年12月の新メニュー「すき焼きハンバーグ御膳」を食べた結果をまとめた。

結論をまとめると、味的に悪いわけではない、でも内容的な満足度、コスパの双方から考えて強くはお勧めできない弁当だといえる。

ただ「こういう方向性もあるのか」という、ケーススタディとして、一回は食べておくのもよいのかもしれん。

でも「そんなもんいらん」「安くて美味いもんをたくさん食べたい」「野菜たっぷりの健康的な弁当がいい」というヤツはやめておいた方がいいだろう。まぁ、そういうヤツはメニューを見た段階から買おうとは思わんだろうが(笑)

今回「すき焼きハンバーグ御膳」を食べて一つだけ収穫があったとすれば、この弁当の中に入っていた「うどん」が結構おいしかったことだな。すき焼きのたれがよく浸み込んでいたし、のびた感じがなかったのも良かった。

というわけで、残念ながら2020年の新メニューはこれでおしまいか。

最後がこれでオレ的には残念だったが、仕方ないだろう。

また別の弁当が登場するのを楽しみに待つとしよう。

またほっともっとの新しいメニューが登場したらレビューをしたいと思っている。ほっともっとを常用しているというヤツは時々このブログをチェックしに来てくれよな!

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