2021年10月から改悪(?)されたほっともっとの「しゃけ塩焼き弁当」をいただきました。
結論から言うと、未だに満足度が高い内容の定番弁当でありました。
実は「しゃけ塩焼き弁当」については9月に「内容が変更される」という通知があったのですが、具体的な内容までは書かれていませんでした。
実際に食べてみて、変更点を確認した結果を中心に記事にまとめてみました。
2021年10月に改悪されたしゃけ塩焼き弁当をチェック
9月に予告された内容「改悪」に戦慄
ほっともっとに限らず「鮭塩焼き」のお弁当って、どのお弁当チェーンでも定番メニューの一つです。
ほっともっとでは「鮭」を「しゃけ」と表記し、「しゃけ塩焼き弁当」として販売をしていますね。
そんな定番メニューである「しゃけ塩焼き弁当」に激震が走りました。
9月にほっともっと店舗内で掲示されていた次のチラシが、その内容です。
そうなんですね、10月1日から「しゃけ塩焼き弁当」が「値上げ・内容変更」されるという予告がされたんです。
「しゃけ塩焼き弁当」だけが「値上げ」と「内容変更」という対応になったのが、悲しいです(´;ω;`)
原材料高騰の影響を受けてということで、致し方ないところですね。
10月に入ってから、私もずっと気にはなっていました。
今回「しゃけ塩焼き弁当」をチョイスする機会があったので、その変更内容を確認してみました。
変更内容を見る前に大前提のお話(笑)
と、ここまで殊更詳細を触れずに話を進めてしまったのですが、変更内容を確認する前に確認しておかないといけないことが一つあります。
それは今回の変更は次の2段階で構成されているということ。
- 「~おかか香る~しゃけ塩焼き弁当」→「しゃけ塩焼き弁当」
- 「しゃけ塩焼き弁当」の値上げと内容変更
実は9月時点では(純粋な)「しゃけ塩焼き弁当」自体がありませんでした。
(あくまでも私の記憶なのですが・・・)確か、ある時点までは従来の(純粋な)「しゃけ塩焼き弁当」と「~おかか香る~しゃけ塩焼き弁当」の両方が販売されたいたと記憶しています。
ある時点で「~おかか香る~しゃけ塩焼き弁当」とほぼ同じ内容のメニューということからなのか、昔からある「しゃけ塩焼き弁当」がなくなり、「~おかか香る~しゃけ塩焼き弁当」だけになっていました。
恐らく、「~おかか香る~」シリーズではなくすることで、違和感なく内容の変更をするという作戦だったと思われます。
そもそも「~おかか香る~」シリーズを作ったのも、恐らく商品単価を上げることが目的だったのではないかと私は推測しています。今回はその変更を更に利用したという恰好になりましたね。
表向き値上げ価格の幅は10円
今回の値上げで表向きは10円の値上げに留まっています。
しかし、実際には「しゃけ塩焼き弁当」に戻したことで、より利幅を稼げるようにしたわけですね。
よほど、原材料高の影響が大きいのではないかと推察します。
ちなみに、本記事執筆時点での価格は540 円(税込)となっています。
内容の変更に伴いカロリーは若干ダウン♪
内容が変更になったのに伴い、カロリーも若干ダウンしてくれました。
従前の「~おかか香る~しゃけ塩焼き弁当」は746 kcalでした。
「改悪」後の「しゃけ塩焼き弁当」は733 kcalと、13 kcalのカロリーオフを実現できました。
これについては嬉しい点ですよね。
「しゃけ塩焼き弁当」の外観をチェック
ということで、少し前置きが長くなりましたが「しゃけ塩焼き弁当」の外観を見てみましょう。
まずは蓋つきの様子。
この容器だと、内容がすぐにわかってしまうのが嬉しいところ。
「おかか」はなくなったものの梅干しがついてくれたのは嬉しいです♪
容器の蓋を取った様子が↓の写真になります。
一見すると、「おかか」以外何も変わっていないように思えますね(^^;
さすがに何が変わったのか「これではわからん」ということで、9月に撮影していた「~おかか香る~しゃけ塩焼き弁当」の写真を↓に掲載します。
「違い」分かりますか?
次の2点が異なるだと思います。
- 「鰹節」が「梅干し+黒胡麻」に変更
- 「しゃけ塩焼き」の鮭の切り身が薄くなった!(笑)←感覚的には「半分~3分の2」くらいになったのではないかと推測します
ということみたいです。
「鮭の切り身」を薄くしたことが最も原価的には大きく貢献しているのでしょう。
あと一応ですが、いつも添付されている「減塩醤油」と「ソース」の写真も掲載しておきますね。
背面の写真は↓になります。
製造メーカーについてはまた別の機会にフィーチャーしてみようと思っています。(今回は割愛)
醤油とソース、2つついてくること自体、ちょっと勿体ないかなぁと私は思いますけどね(^^;
「すき屋」のように、必要な人が持っていくようなシステムにしてもいいのではないかと思っています。
「改悪」されたとはいえ、未だに満足度の高いおススメ定番弁当
↑の写真の比較で変更はわかっていただけたのではないかと思います。
ということで、「しゃけ塩焼き弁当」の内容をもう少し詳しく見ていきましょう。
まずは、「しゃけ塩焼き」、「白身フライ」そして「ちくわ天」。
「しゃけ塩焼き」の薄さが目立ってしまうわけですが、美味しそうなことは変わりありませんね(^^;
「白身フライ」や「ちくわ天」もよく揚がっていて美味しそう。
次は、私の大好物の野菜です。
「煮物」ですね。
根菜類の煮物で、食物繊維を摂取するには欠かせないわき役です。
これがあるから、このお弁当好きなんですよね。
メインのおかずも大切なんですが、いまの自分はこういうわき役に注目したいです!
そして、最後は漬物。
こちらも健在です。
ということで、「しゃけ塩焼き」を楽しみにこのお弁当を購入している人にとってはやっぱりちょっと寂しくなる変更点といえるかもしれませんね。
「白身フライ」を犠牲にしてでも、「しゃけ塩焼き」の厚さを死守するという道もあったのではないかとは思います。
ただ、お弁当全体で見た時の「満足感」という意味では、こちらの方がよいと判断したのでしょう。
私も、一つのお弁当でできるだけバラエティに富んだ内容を食べたい派なので、この選択を支持したいと考えています。
なによりも、「煮物」を残してくれたことに感謝です(笑)
栄養価はこんな感じ
「しゃけ塩焼き弁当」の栄養価も改めて見ておきましょう。
カロリーは冒頭で書いたとおり733 kcal。揚げ物があるおかげで700 kcal強となっています。
意外と注意しないといけない弁当であることには変わりありませんね。
他のお弁当と同じで「食塩相当量」が多めになっているものの、タンパク質や食物繊維などは基準値を超えているので安心していただけるお弁当だと言えます。
「食塩相当量」の大きさについては、過去の記事で毎回同じように書いていますが、当サイトで考える「基準値」は、1食当たりの値であり、1日分の基準値を単純に3分の1にした値です。
そのため食塩相当量についても、他の食事で調整できるのであればOKかとも思います。
※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に基づく30~49歳の成人の1日に必要な栄養素の1/3量を計算。本品のエネルギー、タンパク質などが、その基準に対して何%に相当するかをチャートに表している。
※女性のチャートを表示する場合は、「女性(30~49歳)」をクリック
「改悪」されたとはいえ満足度は健在のおすすめ定番メニュー
今回の「改悪」によって、メイン具材である「しゃけ塩焼き」が薄くなり、「おかか」が「梅干し+黒胡麻」に変更されました。
しかし、全体像としてはおかずのバラエティはキープされていて、満足度は依然高いお弁当であると言えるのではないかと思いました。
上述したとおり私はおかずの種類が多い事や野菜が多く摂れる設計になっていることを重視するので、許せたということも否めません。
「しゃけ塩焼き」が好きだという人の中には今回の「改悪」を許せないと思っている人もいることでしょう。
この点は本当に意見の分かれるところだと思います。
是非とも皆さん自身が一度召し上がって、今回の「改悪」が許せるか、許せないのか判断していただきたいと思います。
まとめ
2021年10月にリニューアルされたほっともっとの「しゃけ塩焼き弁当」をいただきました。
結論としては「改悪されたとはいえ、未だに満足度の高い定番弁当」ということになります。
9月に店舗内で予告されていた「改悪」については、鰹節が「梅干し+黒胡麻」に変更されたことと、(恐らく)鮭が若干薄くなった(^^;程度で終わりました。
私的には想定していたより大きな変化はなく、その満足度の高さは健在といった感じで安心しました。
原材料高というのは、どうしても避けられないですし、どこのお店も共通の悩みのはずです。
こういうピンチに対しては、是非とも適切な対応をしていただき、経営の悪化を避けるような方向で乗り切っていただきたいと思います。
今回のようにフェアな対応を続けてもらいたいなぁと思いました。
さて今月の新メニュー登場は来週ですね。
いよいよアレが登場します!
新メニューをチェックできましたら、改めて記事にまとめたいと思いますので、お楽しみに。