ほっともっとの2021年9月登場の「月見ねぎ味噌かつ丼」をいただきました。
かつ丼の味変メニューになります。
味変系メニューの割には、ある意味オーソドックスな方向性で、いわゆる名古屋飯系の味変ですよね。
ということは、当然のことながらアンチも大多数いるはずなわけです。
そんな「月見ねぎ味噌かつ丼」ですが、食べてみた結果はかなり美味しい逸品に仕上がっていると思いました。
どのような部分が良かったのか、「月見ねぎ味噌かつ丼」を食べた結果を記事にまとめました。
2021年9月登場の月見ねぎ味噌かつ丼をチェック
実は「月見ねぎ味噌かつ丼」にも期待していました(笑)
先日投稿した「てりたまハンバーグ弁当」でも同じようなことを書いたのですが、実は9月のメニューを入手した時に「月見ねぎ味噌かつ丼」が掲載されていて、ものすごくテンションが上がったんですよね。
「味噌かつ丼、キタ――(゚∀゚)――!!」
って感じになっていましたね(笑)
私は「味噌カツ」容認派なので、今回の新メニューを好意的に捉えたんですよね。
しかも写真も美味しそうでしたし。
「カツ丼」の味変メニューとしては、ある意味オーソドックスで古典的なメニューだなとも思いました。
ある意味、「普通」・・ですよね(^^;
「てりたまハンバーグ弁当」と同様に価格が税込590 円に設定されているのもお求めやすく、よいなぁと思いました。
プレナスの経営的に考えても結構「美味しい」商品なんだと思います。だって極論すると「味噌タレ」と「ねぎ」だけをプラスしただけで、原価的にはロースかつ丼とほとんど変わらない、いやむしろ安くなっている(?)でしょうからね。
カロリーは881 kcalで、ほぼ900 kcalになっています。かつ丼系のメニューなので、これは致し方ないかと思います。
「月見ねぎ味噌かつ丼」の外観をチェック
ということで、早速「月見ねぎ味噌かつ丼」の外観を見てみましょう。
まずは蓋つきの様子。
でました!
↑でよくわかると思います。
これ、新容器ですよ。
いままでは、半熟卵が小さな容器に入っていましたが、こちらのメニューから蓋部分に半熟卵を固定できる窪みができたみたいですね。
新容器を詳しくチェック!
↑で書いた新容器をもう少し詳しく、見てみましょう。
蓋の頂点にできた窪みにすっぽりと半熟卵が入るようになっています。
半熟卵を入れた後、テープでふさぐことで出来上がり。
これは、かなりのコストダウンになるのではないかと推測します。
テープを剥がした後で撮影した写真が↓になります。
半熟卵が本当にキレイに収まっている様子が見て取れると思います。
半熟卵を取り除くと↓の様になります。
アップにしてみるとよくわかるのですが、窪み部分が「ねぎ味噌かつ」に接触してしまっているんですよね。
この辺りはご愛敬というところでしょうか。
容器の変更については今年に入ってから順次進められているという感じですね。
ほっともっとの店舗内に掲示されていたポスターを見ると、この容器変更はプレナスのCSR活動的な意味もあるみたいです。
しかし、やはり経営的なコスト改善の意味合いの方が強いんじゃないかなと私は考えています。
容器に関しては以前投稿した↓の記事にも書いていますので、気になる方はこちらもご覧ください。
蓋を外したらこんな感じ
蓋を外した様子は↓のような感じです。
かなり美味しそうな外観です。
やっぱり日本人なんで、味噌ってご飯との相性は良いと私は思っています。
そこに、小口切りしたネギがたっぷりとかかっているのが、さらに食欲をかきたててくれるんですよね。
この時点で勝利を確信しましたよ(笑)
「月見ねぎ味噌かつ丼」はアンチにもおススメの逸品
蓋で潰されていた部分をアップにして撮影した写真が↓になります。
あまり見た目がよいとはいえませんが、ねぎがたっぷりとかかっている様子は見てもらえるかなと思っています。(ちなみに、この窪みのおかげで半熟卵をキレイに乗せられました(笑))
これだけのネギがかかっているので、香りもいいんですよね。
写真ではわかりにくいですが、味噌タレは割と「かため」です。
本場の味噌カツについてくるタレに比べると、味噌の味は甘みが抑えられているように感じました。
私の主観になりますが、何となく「素朴な味噌」という感じでしたね。
だからこそ、ご飯との相性もいいですし、ネギがあることでより味噌の味が引き立って感じられるのかなと思いました。
最後に、お約束の紅ショウガの写真も掲載しておきます。
味噌タレがわりと濃い味付けですし、肉ばかりになるので、この紅ショウガはなくてはならない相棒と言った感じです。
やっぱり「月見」にした方が美味しいと思います!
今回私は「月見」にしました。つまり半熟卵付きにしたということです。
もちろん半熟卵なしでも十分に美味しいと思いますし、コスト的にもアドバンテージがあります。
でもやっぱり↓のような写真を見れば、「月見」にしたくなりますよね♪
少しアップにして撮影した写真がこちら。
この半熟卵、本当に美味しそうに撮影できました(笑)
半熟卵の一部に穴をあけて黄身を出してみました。
こういうのも本当に美味しそう。
流れ出た黄身をアップで撮影した写真が↓です。
これはちょっとキレイな写真にできませんでした。残念。
半熟卵は、味噌タレとの相性が抜群です。
味がマイルドになる一方で、濃厚さが増して丼全体に深みが増すんですよね。
最初は味噌だけでカツやご飯を食べていって、少しずつ半熟卵と絡めながら食べると味の変化も楽しめますよ♪
味噌の「かたさ」は、店舗によって違うのかも
ちなみに、味噌の「かたさ」は店舗によって独自の仕上がりになっているのかもしれません。
というのも、ほっともっと公式のTwitterでツイートされた「月見ねぎ味噌かつ丼」の動画に登場したタレは割と「ゆるそう」だったからです。
参考までにほっともっと公式のツイートも共有しておきます。
味噌タレの仕上がりが絶妙だから、カツも最後まで美味しくいただけるんです
今回いただいた味噌タレ、味もさることながら↑で書いたようにちょうど良い「かたさ」に仕上がっていました。
「ゆるすぎない」ということは、それだけ水分が少ないということ。
そうすると、カツがふやけないので、その分サクサク感をキープしてくれるんですよね。
だから最後まで美味しくいただくことができましたよ。
味噌タレの味、ネギの風味、紅ショウガ、トータルのバランス、どれをとっても完璧に計算されつくした最高の仕上がりだと思いました。
「カツに味噌タレを付けるとはけしからん」
という方も大勢いらっしゃるかもしれませんが、味的にそこまで嫌いでないならば、是非一度試していただきたいと思いました。強くおススメしたい逸品です!
栄養価はこんな感じ
「月見ねぎ味噌かつ丼」の栄養価も見ておきましょう。
カロリーは冒頭で書いたとおり881 kcal。ほぼ900 kcalですね(^^; かつ丼系メニューなので、これは致し方ないかなと思います。
カロリーが気になるという方は半熟卵なしの「ねぎ味噌かつ丼」を選ぶという苦渋の選択をしなければならないかもしれません。逆に考えると、そういう選択肢もないわけではないという点を抑えておきましょう。
タンパク質、食物繊維は基準より高めで良いのですが、やはり脂質と塩分が基準を大きく上回っている点が気になるところです。
「食塩相当量」の大きさについては、過去の記事で毎回同じように書いていますが、当サイトで考える「基準値」は、1食当たりの値であり、1日分の基準値を単純に3分の1にした値です。
そのため食塩相当量についても、他の食事で調整できるのであればOKかとも思います。
※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に基づく30~49歳の成人の1日に必要な栄養素の1/3量を計算。本品のエネルギー、タンパク質などが、その基準に対して何%に相当するかをチャートに表している。
※女性のチャートを表示する場合は、「女性(30~49歳)」をクリック
アンチにも一度は食べていただきたい逸品に仕上がっていると思います!
「月見ねぎ味噌かつ丼」は、食べる前に想定していたよりも遥かに美味しく仕上がっていると思いました。
本場の味噌カツのタレに比べると甘さが抑えられていて、ご飯や和風のおかずとの相性もよいのではないかと思います。
何より半熟卵との組み合わせは抜群で、最後まで本当に美味しくいただくことができました。
お値段も税込590 円と600 円の大台に乗っておらず、お求めやすいのも好印象です。
難点を挙げるとすれば、やはり900 kcal近いカロリーと脂質や食塩相当量の高さでしょうか。でも、これについてはかつ丼系メニューの宿命と考えるしかないかなと思います(^^;
「味噌カツ」というアンチの多いジャンルをあえて狙った今回の新メニューですが、アンチの皆さんにも是非一度は試していただきたい逸品だと思います。
まとめ
2021年9月に登場したほっともっとの「月見ねぎ味噌かつ丼」をいただきました。
結論としては「アンチにも一度は食べていただきたい逸品」ということになります。
「味噌かつ」というかな~り意見の分かれる味付けをしたカツ料理を丼にしたこちらのメニューですが、かなりよい仕上がりになっていると思いました。
本場の味噌カツに比べると甘さが控えめで食べやすく、ご飯との相性もばっちりだと感じました。半熟卵があることで、更に味がマイルドになり、かつ濃厚な味わいを楽しめる逸品だと思いました。
「アンチ味噌カツ」な皆さんにも是非一度は試してみていただきたいと思えるメニューです。
さて次回は9月新登場メニューの「焼鳥つくね丼」のレビュー記事を投稿したいと思います。(もちろん「月見」の方で)
お楽しみに。