借金漬けだけど投資はしたい:2020年6月

お金

この記事では2020年6月時点での投資に関する考え方と投資状況についてまとめます。これまで投資をしてきませんでしたが、先月より少額ながら投資を始めました。現在の投資額は1,000円です。

投資をせずに資産形成はできない

オレの生き残るための戦術は、リベ大の両学長の教えを実践することだ。今はこれしかないと思っている。まだ両学長のブログやYouTubeを見たことがない人がいたら一度見てもらったらいいが、かなり具体的にお金に関する考え方や資産形成に関する実践例がまとめられている。いままでの人生は何だったんだ、って感じているところもあるけど、今やらなければ底なしに落ちていくだけだとも思いながら毎日両学長のYouTube動画を見ながら勉強している。

そんな両学長が話している5つの力。このブログでもいつも書いているけど、もう一度まとめると次の5つになる。

  • 貯める力:支出を減らす力
  • 稼ぐ力:収入を増やす力
  • 増やす力:資産を増やす力
  • 守る力:資産を減らさない力
  • 使う力:より満足感の高まることにお金を使う力

このうち「貯める力」と「稼ぐ力」については特段意識しなくてもやれてきたし、認識はしてきたわけだ。でも「増やす力」については全くノーマークだった。

よく両学長が引き合いに出すピケティ氏の提唱している式、

r(資本収益率) > g(経済成長率)

これはピケティ氏が「21世紀の資本」という著書の中で提唱したもらしい。オレには難しいことは理解できないけど、どうやら世の中の経済について18世紀まで遡って検証した結果導き出されたのが↑の不等式で、これが意味するところは次のようなものだ。

資産運用によって得られる富は、労働によって得られる富よりも必ず大きくなる

この関係がずっと続けば、資産を持つ者と持たない者との間の格差はどんどん大きくなる・・・という意味で、要は「投資に力を入れなければどこかで必ず詰む」ということみたいなんよ。

オレの場合、それ以前の問題で詰んじゃったわけだが、これから投資をすることで少しは改善できる可能性があるんじゃないかとは思っている。だって日本人って本当に投資をしない国民で、確か株や国債、投信をしている人って20%もいないんじゃなかったっけ。つまり5人に一人くらいしか投資をしていないわけで、借金漬けのオレだって、まだチャンスが残っているんじゃないかと考えている。もちろん、やり方次第だということはわかっている。

これまで投資について真面目に考えたことがなかったし、昔は大金がないと投資はできないと思っていた。あと、「難しそう」っていう固定観念があったのは確かだね。でも、今はいろいろなサービスがあって、本当に簡単にできるようになったみたいだ。

楽天証券で投資講座も開設済み

実はオレも両学長の動画を見始めてすぐに楽天証券の口座を開設したんだよね。

その時無職だったけど。

今は借金漬けだから大金を投資に突っ込むことはできないし、手元の現金を減らすことはリスキーだからやらないけど毎月1,000円(!)の積立投資は始めてみた。

もちろんこんなの資産運用とは呼べないレベルの少額であることは承知の上で、次のような目的でやってみたわけだ。

  • やってみないとわからないことを知るため(自分の中の興味をかきたてるため)
  • 楽天証券のサービス内容を知って本格投資に備えるため
  • 楽天ポイントの倍率を上げるため

先日(5月末)初めて引き落としがあったばかりでまだ1,000円しか入れてないけど、この記事を書いている6月7日時点での資産は1,059円(!)になっている。

つまり約6%も増えているわけだ。もちろん投資なので、この金額が減ることもあるだろうけど、オレが初めて金を入れてからは元本割れは一日もない。あと投資商品の内容にもよるよな。

現在のところオレが購入している商品は、楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)だけだ。もともと投資金額がかなり少額だからいろいろな商品に手を出せないということもあるけど、アメリカ株なら間違いないという考えで楽天VTIを選んだ。

投資について知る中で、一番衝撃だったのがその利回り(利率)だ。投資と聞くと「博打」というイメージしかなかったオレなんだけど、過去のデータを見る限り「博打」とは似て非なるものだということが分かった。

少なくとも全米株式のデータを見る限り過去何十年間にもわたって上がり続けているんだよね。これは「アメリカ全体の株式の平均値」のことね。その上昇率(?)、利回りが5~7%くらいはあるみたいなんだ。

2008年のリーマンショックがあったときでも、瞬間的に株価は下がったけど、結局持ち直して、その後順調に成長している。これを見てもわかるように、アメリカ経済って本当に強いんだよね。いわゆるGAFAM一つをとってみても、オレが定年するまでの間に潰れるとはとても思えないくらい巨大に成長してしまったし、今後も成長できる要素は十分にあるよな。

投資で一体どのくらい資産は増えるか?

とすると、これまでの成長率を維持できたとしたらどうなると思う?仮に利回り5%で成長したら?この利回りを前提として、月に3万円の積立投資を20年間したらどうなるだろう?

注意しないといけないのは、この計算は「複利計算」になるという点だ。もともと突っ込んだ金が増えたとすると、その増えた金も含めた金が元本になってまた増える。つまりは雪だるま式に増えるという点。

じゃぁ、どのくらいの金額になるのか計算してみると次のようになる。比較のために単純に20年間3万円貯金していったらどうなるかも計算してみたから比べてみてくれ。

  • 【単純貯蓄】30,000 円/月×12ヶ月×20年間=7,200,000 円
  • 【積立投資】12,331,010 円

この差、すごくないか?もちろん720万円だって嬉しいけど、投資しておくだけでさらに500万円くらい増えることになるんだ。もちろん経済の動向によって減ることも考えられる。そこは各人の責任においてやるしかないわけだけど、これまでのデータに基づいて考えれば大筋ここから外れることはないんじゃないかな。

上の計算、楽天証券が提供している積立シミュレーションのページがあるから誰でも計算できる。リンクはこの下に貼っておくから試してくれよな。(Googleで「楽天 複利計算」とか「楽天 積立シミュレーション」なんかでもすぐに出てくる)

楽天 積立かんたんシミュレーション

ちなみに、エクセルの計算式で計算するという手もあるから、一応紹介しておく。

=FV(利回り, 積立期間, 積立金額)

いまの例だと具体的には次のような数字を入れれば計算できるぞ。利回りの数字は毎月の平均利回りとして計算することになるから、年率5%の利回りを12ヶ月で割った数字を入力する必要がある点は注意してくれよな。

=FV(0.05/12, 12*30, 30000)

オレが起死回生の老後を送るためには投資は必須だと思っている。「稼ぐ力」を身につける目的は、単純に貯蓄を増やしたいからじゃなくて、この投資に回す金を増やすためなんだ。だから借金の金額が減るのに伴って、この投資額は少しずつ増やすつもりだ。

まとめ

資産形成のためには、働いて稼ぐ金だけではなくて投資による収益を得て増やすことが必須だ。

これまで投資をしてこなかったオレだけど、いまは両学長の教えに従って投資を始めた。まだ投資金額は小さいけど積立投資を続けて、なんとか目標に近づけるようにしたいと思っている。

目標達成のための投資金額の検討にはいくつかの方法があるけど、楽天証券が提供している積立かんたんシミュレーションが分かりやすいと思うから一度使ってみてくれよな。

タイトルとURLをコピーしました