ほっともっとの2021年5月新登場の「麻婆チキンかつ丼」を食べました。
先日同時に発売された「ねぎ塩チキンかつ丼」をいただき、絶妙な味のバランスに大絶賛したばかりです。今回いただいた「麻婆チキンかつ丼」もチラシを見た時、美味しそうだなぁと思っていたメニューで非常に期待感が高まっておりました。
実際に食べてみた感じは、確かに美味しかったです。
でも・・・、「主役置き去り」の仕上がりに正直残念感が残ってしまいました。
一体どのような部分が残念だったのか、詳細について記事にまとめてみました。
「麻婆チキンかつ丼」、味の組み合わせは絶対美味しいヤツだと思っていた!
2021年5月に新登場した「麻婆チキンかつ丼」をチェックしてみました。
つい先日この商品と同時発売だった「ねぎ塩チキンかつ丼」を食べた結果を記事に書いたばかりです。
ちょっと味が違うだけで基本は同じ商品ですよね。
正直、あえてこれは注文する必要もないかなと思っていたのですが、やはり物は試し。食べてみなければアレコレ言うことはできないなぁと思い、思い切って注文してみました。
このメニューは2020年11月に販売されていた「麻婆カツ丼」のチキンカツ版ですね。
お値段は「ねぎ塩チキンかつ丼」と同じ490円(税込)に設定されていて、500円を下回るお手頃価格帯となっております。
そしてこれまた「ねぎ塩チキンかつ丼」と同じで、一番の問題はカロリーなんです。
958kcalとなっており、「ねぎ塩チキンかつ丼」の933 kcalに比べて更に25 kcalも増になっています。
麻婆豆腐が上に乗っていると考えると、ある意味当たり前なんですが・・・。仕方ないですね(笑)
実際に注文し、受け取った「麻婆チキンかつ丼」を上から撮影した様子が次の写真。

見ていただくとわかりますが、麻婆豆腐の上にフィルムを掛けて、蓋につかないような包装となっていました。
そして、フタをあけた様子が次の写真。まぁ、これは透明な蓋の上から撮影した様子と同じですね(^^ゞ

フィルムを取ると次の写真のような姿が現れます。
「ねぎ塩チキンかつ丼」と比べて、ずいぶんとボリューミーな印象です。
この段階で相当食欲がそそられますね。

「麻婆チキンかつ丼」のこの様子は、「広告に偽りなし」という言葉がぴったりな印象です。
この写真を見てわかる通り、「麻婆チキンかつ丼」は想定通りチキンカツと麻婆豆腐、それ以外野菜はありません・・。
まぁ、仕方ないかなぁ・・・。
本当なら何かしらの野菜が欲しいところですが、やっぱり490円というリーズナブルな価格帯を死守するためにはこれ以上期待するのは無理かもしれませんね。
「麻婆チキンかつ丼」の麻婆豆腐、確かに美味しい!でも、ちょっと味が強すぎるかも・・
「麻婆チキンかつ丼」の「チキンカツ」、近づいてみると次のような感じです。

「ねぎ塩チキンかつ丼」と同様、割と細かいパン粉が使われているチキンカツとなっております。「ねぎ塩チキンかつ丼」のチキンカツと同じようになるのは、当然ですね(^^ゞ
チキンカツを避けた下の様子を撮影した写真が↓になります。
「ねぎ塩チキンかつ丼」にあったキャベツや刻み海苔などは何にもありません(^^;

麻婆豆腐にはしっかりと小ぶりな豆腐が入っていて、これだけで食べ応えのある麻婆豆腐に仕上がっています。
麻婆豆腐が本来持つべき山椒の刺すようなピリッとした辛さもあり、美味しいんですよね。
ほっともっと公式の動画によると、豆板醤、甜麺醤、麻辣醤そして豆豉醤の4種類の醤で作られた本格的な麻婆豆腐になっています。
だから美味しい。だからご飯にあうんですよねぇ。

そして、お約束の箸休めの紅ショウガが付いてきています。

こんな風に、本格的な麻婆豆腐とチキンカツで構成された「麻婆チキンかつ丼」ですが、麻婆豆腐の存在感が強く、チキンカツの味を飲み込んでいる印象はぬぐい切れません。
麻婆豆腐には4種類の醤が使われているため、香辛料としての主張も強くなっているんです。そのため、比較的味の主張が弱いとり肉のカツだと、どうしても麻婆豆腐の味に引っ張られてしまうんですよ。
この麻婆豆腐、美味しんですけどね(;´・ω・)

ちなみに、麻婆豆腐の味が強いおかげで、ご飯も進むので、ご飯とおかず(麻婆豆腐とチキンカツ)のバランスとしては申し分ない仕上がりとなっています。
ほっともっと公式の情報も共有
「麻婆チキンかつ丼」についても、ほっともっとの公式ツイッターアカウントから盛り付け動画がツイートされていました。
トッピングの様子がよくわかる動画になっていますので、共有しておきますね。
「麻婆チキンかつ丼」はやっぱりチキンかつ丼+麻婆豆腐だけですよね(^^;
美味しいからこれでも良いと言えばいいのですが、やっぱり私的には野菜が欲しいかなぁ・・。
「麻婆チキンかつ丼」の罪はやっぱり主役を置いてきぼりにしちゃったこと・・ですよね・・?
「麻婆チキンかつ丼」の難点の一つは「ねぎ塩チキンかつ丼」と同じでカロリーが高いということだと思います。
比較的若くてカロリーが気にならないという方なら問題にはならないのでしょうけどね。私的には900 kcal越えはかなり食べる状況を考えてしまうんですよね。
そして、もう一つは野菜が少ないということ。
これも税込490円というリーズナブルな価格を考えると仕方ないのかもしれません。ただ、プラス50円の価格にしても何かしらの野菜を追加してほしいかなぁとは思います。
一番の問題は主役を置き去りにしたこと
カロリーと野菜については、前もってわかっていましたし、見た目にも大変分かりやすい問題なので、注文する前に回避策を立てることができるという点で、大きな問題とは言えません。
今回の「麻婆チキンかつ丼」の最も大きな問題。それは、美味しいのだけど、麻婆豆腐の味が強すぎて、主役のチキンカツを置き去りにしてしまったということなんです!
以前販売されていた「麻婆かつ丼」でも同じような感想を抱いたかもしれません。ただ、トンカツよりも味の主張の弱いチキンカツなだけに、麻婆豆腐の味の強さにはより一層弱いわけですよね。
そのため、完全にチキンカツの存在感が無くなってしまっておりました。
「麻婆チキンかつ丼」というよりは「チキンかつ麻婆豆腐丼」みたいな感じです。つまり麻婆豆腐丼の上にチキンカツが乗っている商品という印象。
食べてみて美味しければそれでいいという見方も当然あるとは思いますが、私としては複雑な気持ちです。
チキンカツの存在感を無視すれば、美味しい逸品。がっつり食べたい人には是非トライしてもらいたい!
ほっともっと2021年5月の新メニュー「麻婆チキンかつ丼」は「ねぎ塩チキンかつ丼」と同じで、がっつり食べたい派の人には是非ともおススメメしたいニューの一つといえます。
チキンカツの存在感を気にする人は恐らく少数派でしょうし、本当に味だけで見れば美味しい逸品だと思いますよ(^^ゞ
あとは900kcalというカロリーや野菜を別に補給することさえ抑えれば万事OKだと思います!
価格的にもリーズナブルですしね。
私も「麻婆チキンかつ丼」490円とミックスサラダ+ドレッシングの180円をセットで注文し、ポイントを70円分使うことで600円にて一食を構成しました。
今回のメニューを食べての思い付き:「麻婆豆腐ライス」はいかが?
今回のメニューを食べて思いついたのは、これだけ美味しい麻婆豆腐を提供できるのなら、麻婆豆腐丼を定番商品にしてもいいのではないか?ということです。
麻婆豆腐丼だけだとちょっと商品力が弱いかもしれないので、いっそうのこと「麻婆豆腐ライス」として、カレーの容器で提供してもらえると意外に人気が出るんじゃないかなと思いました。
「麻婆豆腐ライス」という形なら、トッピングでロースカツやから揚げを付けることもしやすいですしね。
ほっともっと公式様には是非ともご一考いただきたいです(笑)
結論として「麻婆チキンかつ丼」はリピートしない・・かなぁ
いろいろと書いてきましたが、結論として今回発売された「麻婆チキンかつ丼」、私はリピートしないと思います。
一番の理由はやっぱりカロリーが高いという点。それから野菜の量が圧倒的に少ないという点ですね。
麻婆豆腐の味自体は大変美味しく、実は結構好きになってしまいました。(だから、↑のようなアイデアも考えついたわけです)
本当は食べたいなぁという気もあるんですけどねぇ・・残念です。
カロリーが気にならない方には是非とも食べていただきたいと思っています。まだ食べていないという方は、是非一度トライしてみてください。
まとめ
ほっともっと2021年5月新登場の「麻婆チキンかつ丼」を食べた結果をまとめました。
結論は確かに美味しいお弁当であるものの、チキンカツが置いてきぼりにされたちょっと残念なメニューということになりますでしょうか。
ただ、味としてだけ考えるならば、確かに美味しいです!
あとはカロリーが高いうえ、野菜の量が圧倒的にないという点で、やはりリピートは難しい一品といえますね。
メニューの傾向から予想すると、ほっともっとのメインターゲット層自体が、恐らく20~30代の独身男性になっていると思われるので、こうなってしまうのは致し方ないと言わざるを得ませんね。
逆言えばターゲット層となっている若くて「がっつり食べたい」、「カロリーは気にしない」という人には是非おススメしたい逸品と言えます。
今月の新メニューはこれで終了ですね。
来月の情報はまだ入手できていません。来月はどんなメニューが登場するのか、非常に楽しみです。
新たなメニューが登場する際には改めて記事にするつもりですので、お楽しみに!