この記事では2020年5月現在の財務体質改善へ向けた戦略をまとめます。具体的には、お金を「貯める力」を高めることを目指した次の2つの戦略について説明します。
- 必要最低限のものだけに金をかける
- 楽天経済圏を活用する
財務体質改善へ向け「貯める力」を高める
手取り20万円でも、借金30万円の返済だけなら特別問題はないだろう。でも、それだけでは将来はない!
支出を抑え、余った金を投資に回せる体制を整える必要がある。そんな当たり前のことをこれまでやってこられなかったオレが40代のおっさんになってからできるだろうか・・・。
このような決意に至るきっかけとして、取り組んでいた事業が破綻し身ぐるみはがされたような状態になってしまったという背景があることは確か。でも、あるYouTube動画が腐っていたオレを目覚めさせてくれたんだ。それが「両学長 リベラルアーツ大学」。失意のどん底にあったオレがYouTubeを開いたとき唐突におすすめに出てきた動画だ。初めて見た時は目からウロコが落ちたよ。マジで。
それから少しずつ両学長の動画を見ながら自分の現状や今後について真剣に考えるようになったというわけ。
実はこの動画を見たのは今年(2020年)の1月でまだ半年もたっていない。でもいろいろと改善ができてきた。そもそも意識が変わってきたな。そうでなければ、このブログも作っていなかっただろうし。
両学長の動画は本当にわかりやすいから、このブログに興味を持って読んでくれている人にもおすすめ。動画を視聴して「経済的自由」を手にするために必要な力が5つあることを知った。それは、
- 貯める力
- 稼ぐ力
- 増やす力
- 守る力
- 使う力
その中で自分が最初に取り組むべきだと思ったのが、「貯める力」。そこで考えたのが、少ない収入で余分な支出を減らし金を残すための次の戦略だ。
- 必要最低限のものだけに金をかける
- 楽天経済圏を活用する
「貯める力」を高めるための2つの戦略
必要最低限のものだけに金をかける
自分が目指すべき姿を具体的にイメージをして本当に必要なものが何であるのかを考慮したうえで金を使うようにした。ミニマリストという表現もあるけど、そんなカッコイイものではないよ(笑)
これまで散々無駄な買い物をしてきた。浪費にもなっていないようなお金の使い方だったと思う。なんか・・お金を使うこと自体が目的になっていたような時期もあったよなぁ。小金持ちが粋がってた感じ。本当にかっこ悪かったよ。
そんな自分を見つめ直すと同時に、普通に考えたら無条件に必要と思えるものも「本当に使うのか?必要か?」と考え、ほとんど使わないようなものは買わないようにしたというわけ。だから、今のオレの家にはガステーブルや電気コンロはない!現状余裕がないから料理もしないし、あってもお湯を沸かすくらいにしか使わないからね。それだったら電気ケトルが1つあれば十分。他に掃除機、洗濯機やテレビもないよ。洗濯機は欲しいことは欲しいけど、買うとしたら乾燥機付きドラム洗濯機(20~30万円くらいかな)。それ以外は買いたいとは思わない。いまは歩いて3分のところにコインランドリーがあるんで、そこで週一回の洗濯をして間に合わせている。十分だ。あと、掃除機を使わないといけないような広い部屋には住んでいないし、テレビは見ないしね。
ちなみに、寝具も3,000円くらいの寝袋にしてる。さすがにそれだけだと寒い時もあるから、ニトリで展示品の毛布は買ったけど。フローリングの上で寝袋を使って寝ると意外に痛いんだよね・・・。だから今は段ボールを敷いて寝てるよ。でもさすがにこれは心がさみしくなるから、資金繰りが良くなった段階でマットか何かを買うつもりだ。
極端に思えるかもしれないけど、こんな感じで必要に思えるものの見直しをして、なくても困らないものは買わないようにしているわけ。特に今は現金がないんで。現金預金に余裕がでてきたら、心が寂しくならない程度に物は買っていくつもりだけどな。
楽天経済圏を活用する
昔は楽天の「デザイン」が好きでなくて、ずっと使ってこなかったんだけど、両学長の動画で良さを知り使うことにしたよ。なりふり構ってられないってヤツね。
でも、使ってみて「これはすごいわ」ってなった。本当に。どういうところがすごいのか、表現は難しいけどいまのオレが感じているのは次のようなところかな。
- 還元率とその仕組み
- 囲い込みの妙
- 「楽天経済圏」を支えるアプリ群
知っている人も多いと思うけど、楽天っていろんなサービスをやってるんだよね。この一連のサービスって実は(多分)すべてが紐づいていて、共通のアカウントでポイントを貯めたり、利用したりできるようになっているだよね。
で、その「一連のサービス」の幅が割と広いんだわ。アマゾンのライバル的(?)な位置にある楽天市場は一番有名だと思う。ほとんどの人はその印象しかないと思うんだけど、銀行やクレジットカード、証券、書籍、電話、インターネット回線、保険など生活に関連するブランドをたくさん持っている。
この楽天ブランドのことを「楽天経済圏」っていうみたいで、自分が使いそうなサービスを利用していくと、ポイントを効率よく使えたり、楽天市場での還元率(購入金額に対してもらえるポイントの割合ね)が増えたり(!)するんだよね。
これらを踏まえて↑の3つについてもう少し説明すると次のようになる。
還元率とその仕組み
これはすでに書いたとおり、楽天ブランドのサービスを利用するごとに、楽天市場での還元率が増えるという仕組みで、最大15%にまでなる。
もちろん、還元率を高くするために自分に必要がないサービスまで使う必要はない。それでもいくつか利用すると6~7%くらいまではなると思う。例えば、次のようなサービス(矢印の右に書いた数字は、それぞれのサービスを利用すると増える還元率)。
- 楽天銀行→1%
- 楽天カード→2%
- 楽天ゴールドカード→2%(ゴールドにすることでさらに2%追加されるということ!)
- 楽天市場→1%
- 楽天市場アプリ→0.5%(アプリを使って注文すると+0.5%(謎))
まず楽天カード自体の還元率は1%で、他のクレジットカードでも1%というものもあるから特別還元率が高いわけではない。でも楽天カードを使うだけで楽天市場での還元率が高くなるし、例えばアマゾンに登録しておくクレジットカードを楽天カードにしておけば、アマゾンを使っても購入金額の1%に相当するポイントが貯まる。(もちろん、アマゾンのポイントも貯まるから、ダブルでポイントがもらえるという点も重要)
だから特別意識しなくてもどんどんポイントが貯まるわけ。
楽天ゴールドカードは年会費が2,200円かかるけど、その分楽天市場での還元率が一気に2%アップするのでマストアイテムだと思う。
楽天ブランドのサービスって本当にいろいろあるから、何を利用するかは人それぞれかもしれないけど、書籍販売サービスの楽天ブックスとかは誰でも利用しやすいんじゃないかな。しかも楽天ブックスでも楽天市場と同じ還元率でポイントが貯まる点も見逃せない。
貯まったポイントは一元管理されていて、合算した数字が後で書くアプリやサービスサイトで分かりやすく表示されるから、貯まっている感があるのも上手いと思う。それにそのポイントを支払いに利用する方法も簡単だから「ポイントを有効期限までに使い方忘れたけど、まぁいいか」とか言って無駄にすることもないしね。貯まっているポイントを自動的に利用するという支払いオプションがあったりもするし。
ちなみにそれぞれのサービスの支払いを楽天カードにしておけばあれこれ設定しなくても少ない操作で支払いにポイントを利用できるから、本当にシンプル。
更にいうと、楽天証券では投資金額の一部をポイントにすることもできる。積立投資で、毎月何円かを投資するようにした場合、そのうち最大で500円分までは貯まっているポイントを利用するよう設定することができるんだよね。
囲い込みの妙
もうわかったかもしれないけど、前の段落のようなことがあるから、できるだけ還元率を高められるよう楽天のサービスを使うようにしたくなるのが人情でしょう。
これが「囲い込みの妙」とオレが表現していること。
いまのところオレが利用しているのは、次のサービス。
- 楽天銀行
- 楽天カード
- 楽天証券
- Rakuten TV
- 楽天ブックス
- 楽天モバイル
- 楽天ひかり
- 楽天市場
- 楽天マガジン(ポイント還元率には影響なし)
特段無理してないけど、やっぱり便利だから。楽天マガジンは書いた通り楽天市場でのポイント還元率には影響がないんだけど、月額380円で450誌もの雑誌が読み放題ということで利用。
ちなみにこの楽天マガジン、年間一括払いだと3,600円。つまり月々300円でいろんな雑誌が読めるという信じられないサービスになっている。これは使わない手はない!ということで利用させてもらっている。
楽天って、本当、やりすぎだなと思う。けど、結局それでも儲かる仕組みを作っているからできるんだろうな。
「楽天経済圏」を支えるアプリ群
で、これまでに説明したようなサービスを支えているのが、PCやスマホで使えるアプリたち。
これ、数が多すぎて慣れるまではちょっと食傷気味だったけど慣れれば使うアプリも限られてくるし割と大丈夫。
それどころか、どのアプリからでも自分のアカウントが所有しているポイントを確認できたり、そのポイントに対する操作ができたりするから割と便利。自分の持っているポイントをどのアプリからも確認できることって、意外に重要だと思うようになったよ。だって忘れないんだもん。しかも楽天経済圏を利用していると日々ポイントが少しず貯まっていくから推移をつかむことも重要になるしね。
ちなみにオレが秀逸だと思ったのはやっぱり楽天カードのアプリ、というかWebシステム。利用したあとでの分割やリボ払いに変更する操作が分かりやすい。
いままでオレはメインのクレジットカードを三井住友VISAカードにしてきた。ディするわけじゃないけど、三井住友VISAカードのVpassよりも絶対わかりやすいと思うよ。本当に。
まとめ
いろいろと書いてきたけど、2020年5月現在オレは「必要最低限のものだけに金をかける」ということと「楽天経済圏を活用する」という2つを「貯める力」を高めるための戦略として掲げている。
実のところまだ始めたばかりで弱点や落とし穴を把握できていない部分があると思う。その辺は少しずつ検証をしながらこのブログで報告させてもらいたいと思っているからヨロシクな。
それに、この記事で書ききれなかったこともあるし、やったことのない人にはわかりにくい部分もあったかと思うから、その辺も工夫しながら説明していきたい。その辺もヨロシク!